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概要

角水蛇、グレート・サーペントとも呼ばれる、アメリカカナダで暮らすネイティブ・アメリカンたちの間に伝わる伝説に登場する角の生えた水蛇たちの総称。

非常に長い体と頭部にある2本の角が特徴で、悪意あるホーンド・サーペントもいれば人に友好的なホーンド・サーペントもいるとされる。

例えばミシサグナス族の人々は、オンタリオ湖の近くにある洞窟はホーンド・サーペントの棲家なので決して近付く事をしなかったとされ、ソーク族に伝わる伝承では、ある若い女性が湖に棲むホーンド・サーペントの卵を産んだことがあったといわれている。

またホーンド・サーペントの血を粉末状にすると魔力を得られるといわれているが、代償としてヒューロン族の言い伝えの様に破滅の結果をもたらす、あるいはマンダン族の伝承の様に、ホーンド・サーペントを食べた者は食べた本人も水蛇と化してしまうなど、碌な目に遭うことは無い。

なおイロコイ族の伝承によれば天候を操る力を持っているらしく、ホーンド・サーペントの怒りが湖に嵐を起こすといわれているという。

北米を中心に生息する魔法生物の一種。

伝承通りに頭に2本の角と鋭い牙を持つ水蛇で、額に宝石を持つ個体も存在する。

天候を操る力があるとされ、特に雨や雷、稲妻と関連付けられており、彼らが持つ宝石には形態変化や透明化、催眠効果、そして飛翔能力を与えてくれるという。

尚、危険を感じると音を発するとされている。