手コキ
てこき
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あえて今、「手コキとは」
手コキとは、自分以外のペニスを手で扱(こ)くことの俗称である。
「手で編む」から「手編み」というように、
「手で巻く」から「手巻き」というように、
「手で扱く」から「手コキ」。あら論理的。
※自分自身のペニスを扱く行為は「オナニー」を参照
手コキでいい。手コキがいい。
古来、前戯の一種、添え物、箸休め的存在に過ぎなかった手コキだが、
近年、これをメインディッシュに据える機運が高まりつつある。
つまり、手コキだけで射精まで導かれたいという、M系男子の台頭である。
ペニスを握られることによって主導権までも握られたいという、切実な告白である。
時に激しく、時に優しく、できれば唾液も垂らしていただきたいという、わがままな注文である。
挿入が難しい日もあるでしょう。挿入がダメなお店もあるでしょう。
だからといって、口でヌかれるならまだしも、手でヌかれるという屈辱感。文字通りの手抜き感。
「くやしい…!でも…」 認めざるを得ない高揚感。
のちの「だがそれがいい」である。
コキってつければいいと思ってる
手コキという言葉が定着してから、「○○コキ」と称する行為が一挙に増えた。
足コキや尻コキ等、元々存在した行為に名前が付く例が主だが、耳コキや腹コキ等、名前先行と思われる例も少なくはなく、「手コキ」という名称のインパクト、影響力の大きさを物語っている。
「手コキ」という名称の発祥
「手で扱く」という行為自体は有史以前から存在するが、この「手コキ」という、シンプルにしてペストな名称の発祥はどこか。
「手コキ」という言葉が世の中に浸透した直接のきっかけは、アダルトビデオ会社、ソフト・オン・デマンドが1999年に発表した作品、『手コキコキコキ』のヒットによることは論を俟たない。
問題は、それより以前に「手コキ」という名称があったのかどうかである。
あったとすれば、それはいつからなのか。名付け親は誰なのか。
識者による研究が待たれる。(執筆者募集中)