高校受験

こうこうじゅけん

進学するために受ける試験のひとつ

概要

日本の教育制度において、高校は義務教育ではないため、進学するには試験を受ける必要がある。おそらく、多くの日本人が人生で初めて受ける試験かもしれない。

種類としては推薦入試や一般入試などに分かれる。また、大学受験と違い、進学出来る高校は、在籍する中学校のある都道府県内に限られていることが多い（特に公立高校）。かつては、都道府県の中でさらに細分化したエリアで分けられていた地域もあった。

受験対策本としては、英俊社が発行するいわゆる「赤本」がある。大学受験で使う赤本とは違うものだが、主に関西圏限定で、大学受験の赤本に比べると知名度は低い。

高校選びに当たって、各高校は大学と同じように校内の公開を行うところがある。校内見学や授業体験などといったプログラムが多い。ただ、大学とは違い、「オープンキャンパス」ではなく、「オープンスクール」と呼ばれることが多い。

また、その内容は大学とは比べ物にならないほど地味で、また、校内も自由に回れる訳ではなく、もちろん学食体験もない（むしろ、学食などがそもそもない所がほとんど〈特に公立〉）。

多くのアニメや漫画、ラノベでは、（特に学園ものは）高校を舞台とした作品が多いため、回想などで語られることが多い。