劣等人種め……
概要
かつてのナチス残党兵。雪山に潜伏していたが、厳しい環境下にて死亡した。
隠した財宝への執着からゾンビと化し、その財宝を守るために山を通りがかる人々を見境なく襲っていた。
ヘルツォークの率いる部隊の名はアインザッツ隊。財宝への執着だけで動いていた思われた彼らには、恐ろしい目的があった。
能力
一般的にイメージされるゾンビとは異なり、噛みついたり、また噛みつかれた者がゾンビ化したりするわけではない。知性を有し、武力と兵力を用いて殺戮を行う。ただし、意図的に死体を自らの配下のゾンビ兵として蘇らせる力もある。
アインザッツ隊のゾンビ達は皆ヘルツォークの力で動いているため、彼を倒さない限りゾンビ達は何度でも蘇る。
また、切り落とされた腕にも力があり、『処刑山2』では誤ってヘルツォークの腕を縫合されてしまった主人公マーティンが大惨事を引き起こす。
名前
彼の名前である“Herzog”について、「ハルツォク」という読みが為されることもある。
ただし、日本版の映画内では字幕版・吹替版共に「ヘルツォーク」とされている。なお、ドイツ語の読みとしては「ヘ」と「ハ」の中間くらいの音ではあるが、「ヘルツォーク」のほうが近いと思われる。
マーティン「何故山から出てきた」
ヘルツォーク「……」
マーティン「財宝はくれてやっただろう! 欲が出たのか」
ヘルツォーク「……!」
マーティン「だから戦争に敗けたんだ。……そして、また敗ける」