2015年、常田大希を中心に「Srv.Vinci(サーヴァ・ヴィンチ)」という名前で活動を開始。その後、メンバーチェンジを経て現在の4人体勢となった。2017年、King Gnuへ改名。2019年1月にアリオラジャパンよりメジャーデビュー。
バンド名は、由来である動物の「Gnu =ヌー」が、春から少しずつ合流してやがて巨大な群れになる習性を持っており、自分たちも老若男女を巻き込み大きな群れになりたいという思いから命名された。
代表曲はアニメ「BANANA FISH」のEDテーマ「Prayer X」、テレビドラマ「イノセンス 冤罪弁護士」の主題歌として起用された「白日」、「呪術廻戦0」テーマソング「一途」などがある。
メンバー
- 常田大希(つねただいき)
ギター、ボーカル担当。King Gnuにおける全ての楽曲の作詞・作曲、アートワーク作成などを行っているバンドのリーダー兼プロデューサー。またバンド活動に並行して自身のソロプロジェクト「millenium parade」としても活動中。実家は音楽一家でチェロが弾くことが出来、過去に小澤征爾に追随していた経験がある。
- 勢喜遊(せきゆう)
ドラムス、サンプラー、コーラス担当。リーゼント、坊主、モヒカン、ウニなど、髪型の変化が激しい。2019年10月に三味線奏者の白藤ひかりと結婚した。
- 新井和輝(あらいかずき)
ベース、シンセベース、コントラバス、コーラス担当。またトーク力が達者であることから、ライブでは井口に次いでMCを担当する事が多い。井口とは同じワンルームマンションに同居しており、井口のラジオにゲスト出演した際に彼の生活のだらしなさについて文句を言う事がある。
- 井口理(いぐちさとる)
ボーカル、キーボード担当。髭面メガネ。常田曰く「嫌われない声」の持ち主。バンドと並行して舞台俳優としても活動している。Twitterではジャミロクワイやオバマ元大統領など面識のない著名人にリプライを送りつける、ミュージック・ステーションでは狂ったような動きで階段を下りてSNSの話題をかっさらうなど、バンド内ではムードメーカーであり、ファンからはお笑い担当として認識されている。ライブではMCを担当する事も多く、そのトーク力が認められたのか、2019年4月からは「オールナイトニッポン0」の木曜日パーソナリティーに就任している。
経歴
2017年10月25日、King Gnu名義では初となるアルバム「Tokyo Rendez-Vous」を発売。
2018年9月、アニメ「BANANAFISH」のEDテーマに「Prayer X」が起用。
2019年1月には2枚目のアルバム「Sympa」を発売。このアルバムよりアリオラジャパンにてメジャーデビューを果たす。オリコンでは週間4位にランクイン。
2019年2月、TVドラマ「イノセンス 冤罪弁護士」の主題歌「白日」をリリース。この曲は2019年末までにYouTubeでの再生回数が1億回を突破するなど、彼らの代表曲となった。
2019年12月、『第70回NHK紅白歌合戦』に活動一年目にして初出場。
2020年1月、3枚目のアルバム「CEREMONY」をリリース。「白日」のヒット、前年の紅白出場に後押しされる形で、オリコンではバンド初の週間1位を獲得した。
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