セブン=フォートレス
せぶんふぉーとれす
出版されたシリーズとして「セブン=フォートレスRPG」、「セブン=フォートレス Advanced」、「セブン=フォートレス EX」、「セブン=フォートレス クラシック」、「セブン=フォートレス V3」、「セブン=フォートレス メビウス」がある(初期はルールを作成しながらリプレイが雑誌連載されており、商品化されるまでにかなりの時間がかかった)。
V3以降のバージョンでは菊池たけしの他作品(「主八界」という同一の宇宙における異世界を舞台とする)とクロスオーバーしていった。
ナイトウィザードと互換性を持っており、NWのルールで作成したキャラクターを使用することが出来る。
最終的には、V3のソースブック「パワード」で合流した第三世界エル=ネイシア(「セント★プリンセス」)・第五世界エルフレア(「8thangel」)をはじめ、NW2ndおよび7=Fメビウスにおいて8つの世界すべてがサプリメントによって補完された。
過去22年に渡った「砦シリーズ」と呼ばれるリプレイとナイトウィザードの世界観を使用したキャンペーンリプレイが刊行されている。これら全て菊池たけしによるものである。
用語
いわゆるダンジョンアタックのことをフォートレスへのダイブという。
が、タイトルの七砦(どこそこの某砦)とは、古代に作られた特別な7つ(本来16)の砦のことをさす。リプレイでは、肝心の「砦」がなかなか登場しないことで有名。
危機を知らせるため「八文字の電報を送る」特技を使ったキャラクターが、一文字オーバーしてしまい「あぶない」が「あぶな」で止まってしまった。
それを受け取ったキャラクターが、あぶなはお浸しにするとおいしい野菜だが、だからなんだ、という発言をしたため危機はスルーされ、そのような食材が存在することとなった。
さらに後の時代ではなんとシナリオのキーアイテムとして登場する。
強力な威力と引き替えに使用者が反動を受ける超兵器カニアーマーの必殺技である。
後に始祖蟹光線(コバヤシタキジー)が登場している。
二重人格のキャラクター・ファラウスの悪の人格。ファラウスが重傷を負うと変化する。ちなみに善の心の時は、自称善人のせこい小悪党。
リーンの闇砦の終盤、ちょっとした事故から覚醒、想定外の活躍をし、PCでありながら、黒幕のはずの敵NPCを差し置いてキャンペーンのボスになってしまったという伝説のキャラクターである。
その後も悪の黒幕NPCなどとして活躍した。
海の勇者「青の皇女」クレア
フォーラの森砦番外編宝玉の七勇者に登場する勇者(というか作中NPC)中で唯一まともな、聖女のような人。フォーチューン地方を、結界を作りたった1人で護っていた。
ばばあじゃない。実は大男だったが、正体が分かった途端別のNPC(クロトワ)によって刺殺された(天のせいにされているが、きくたけの犯行では…)。