プレイヤーは矢野俊策、音声・映像媒体でのCVは矢薙直樹。
再登場すら少ないリプレイの世界において初期作品(星を継ぐ者)から現在までに8作品でプレイヤーキャラクターとして登場し、アニメ版でも主役を務めた同作の事実上の看板キャラクター。
設定・人物像
私立輝明学園秋葉原校の高校3年生(2ndの時間軸では卒業)であるウィザード。
クラスは魔剣使い/アタッカー。
特筆すべき点は魔剣が「神殺し」の曰く付きであるくらいだが、その豊富な経験から現在ではベテランのウィザードとして一目置かれる存在。
コスモガード連盟に属していたウィザードだったが、後にフリーランスとなっている。が、アンゼロットの下僕のような扱いをされている。
下がる男の二つ名で知られ、事あるごとに色々なものが下がるなど数々の不幸に見舞われるが、本人曰く「自分が不幸だとは思っていない」という強い心の持ち主。
荒っぽいところはあるが人情に篤い熱血漢。総じて雰囲気は主人公っぽいが、(初登場時から)脇役としての活躍も多い。
一応「不良学生」という設定だが、学校に行けないのは主に任務のせいであり、むしろ当人は(出席日数が危ういので)真面目に学校に通いたがっている。
家族構成はイノセンス(非ウィザード)である姉の京子が居ることがわかっている。(なお、TRPGのシステム上、NPCである彼の家族としての関係を取得することが可能となっている)
幼馴染の赤羽くれはには「秘密」を握られており、頭が上がらない。
その「秘密」はリオン=グンタにも知られているが、口に出すことも恥ずかしい秘密のために他に漏れてはいない。
世界の守護者アンゼロットに気に入られており、登校中だろうと強制連行されて任務に当たらされるのはもはや彼の不幸の王道パターン。
その出番の多さから交友関係はとても幅広く、細かいフラグを一通り数えると一級フラグ建築士。
備考
・初登場のリプレイ「星を継ぐ者」では主人公にあたるPC1ではなく、わき役となる事が多いPC3であった
・世界設定に繋がりのあるセブン=フォートレスはおろか、世界設定に何の繋がりもないアルシャードやアリアンロッドのリプレイにまで出演したことがある。
・数々の作品に出演した結果、1年への進級から卒業までの1年間で相当なハードスケジュールをこなしている。
・外見はくれはや緋室灯同様にサンプルキャラクターを流用のため、ルールブック第1版では外見が同一のキャラが表紙に登場しており、解説キャラとしても登場している
・本来の二つ名は「裏切りのワイヴァーン」(ROCのランダム生成による)。下がる男に上書きされてすっかり忘れられていたが、後にこの名も伏線として回収された。
・現実・作中を問わず、呼称はほぼ「柊」(+敬称、あるいはフルネーム)。「蓮司」と呼ばれるのは相手も「柊」である場合くらいであり、幼馴染(くれは)にすら基本的に「柊」と呼ばれている。
・ちなみに、「下がる男」ネタは元々はGMのミスから発生したものだったのだが、読者にウケた上にTRPGのシステム上、周りにレベルを合わせる理由に都合がよかったため以後も多用され持ちネタとなってしまった。不憫である。
・7=Fリプレイ「フレイスの炎砦」では、一時期システムの違いにより生じる不利を一方的に受けていた。
・卒業出来た事を誰にも信じてもらえず、都市伝説扱い。
・卒業式直後に任務で強制連行されたために卒業証書を落としてしまうが、エリス達が誤って破いてしまい、証拠隠滅のために学園のダンジョンにばら撒かれてしまう。(なお、第2版のソースブック スクールメイズにて卒業証書の破片を探すイベントがある)
・パーティーに罠探知役である盗賊系PCが居ないことが多かったためかわざと罠にはまることで罠を探す漢探知を行うことが多かった。が、魔剣が飛行可能なウィッチブレードに代わったために罠にかかりにくくなり、「こんなの柊ではない」とまで言われている。
・並行世界ガイアの自分(柊レン)が中性的な容姿をした17歳の少女
・スルトの剣にて古代戦艦「レーヴァテイン」の制御ユニットのヴィオレット(ポンコツヴァルキリー)が憑いて来た。ヴァイオレットは世界観をぶち壊すキャラクターであるが原作者自らが作りたげたキャラであり、押し付けられたともいう。