概要
学業には(形は違えど)必ず存在する証書である。学校教育法施行規則によれば「校長は、小学校の全課程を修了したと認めた者には、卒業証書を授与しなければならない」とある。
主に卒業式において、校長より卒業生に対し手渡しされるが、学校によっては卒業生全員だったり、クラスの代表のみ渡すなど違いはある。
「卒業証書入れ」も欠かせないため、卒業証書入れが描かれているイラストも多い。
その卒業証書入れに使われる筒がワニ柄なのは、オシャレで高級感を出したかったためである。
なお学校によっては卒業式のことを卒業証書授与式と呼ぶ事例も少なくないため、卒業証書授与式が正式名称と呼ばれてるように思われがちであるが、文部科学省によれば、あくまで正式名称は卒業式となっている。
あるある
卒業証書入れの多くは紙製品であるが、証書を厳重に保管するためか硬い厚紙を使用している。
その強度や蓋と本体の密閉度はかなり高いため、証書要れの下に空気穴が開いており、勢いよく蓋を取った際に「ポンッ」や「シュポッ」という音が出る。
何気に面白くてわけもなく連続で蓋と取って閉める描写があるあるネタとして存在している。
(中には本形式で丸めて包まないタイプもあり、大学など学校によって違うタイプも様々存在する)
気にいらなくて後で捨ててしまっても再発行はされないが、実際に必要な卒業証明書は、卒業したという事実さえあれば記録に残りあとでいくらでも発行してもらえる。
捨ててしまいたければいつ捨ててもかまわない。