ミリオン(異世界ロクシア)
ろくしあのみりおん
「行くぞ兄弟…俺たちの居場所を探すんだ」
「消えてくれ、もう」
「俺がすることなんてろくなことじゃない」
「理想とかなんとか、まだ言えるようなロマンチストがいたんだな」
「俺に理想はないのかだと?…あるよ。あったさ」
概要
住処を転々としながら世界を旅する兄弟の兄。
魔法は炎魔法の基本形しか使えないが、
身体能力が高く格闘術に精通しており、オートデザイスの全高の高い建物でさえも飛び越す跳躍力を持つ。
実の弟であるビリオンを相棒として旅しているが、別行動をすることが多々ある為あまりこだわっていないようだ。
赤と緑を基調にしたレザーアーマーを着ており、常に帽子を深く被り顔を隠している。動きやすいように硬さは犠牲にされており、ほとんど唯一の武器である拳を守るようにトゲ付きグローブをはめている。
本当の名は別にあるようだが、どこかから名付けられた名を積極的に名乗っているようである。
人物
居場所を常に探しており、世界を転々とし一度滞在しては去るという行動を繰り返しているのもそれに関連する模様。
いつもテンションが低く、ダウナーに喋る。頻繁にジョークを飛ばすが、だいたいは皮肉が含まれており素直に笑えるものではない。
「理想」に関する言葉に異常な嫌悪を表し、プレヤーと出会った際はもはや嫌悪感どころではなくその場で戦闘が開始され、尚且つあのプレヤーを(本人がまともでやり合う気が無かったとはいえ)荒々しく一方的に圧倒した。
最終的に弟に止められたものの、プレヤーは全治1週間ほどの重傷を負った。
関連人物
武器・アイテム
トゲ付きグローブ
何の変哲もないトゲ付きのグローブ。
何の変哲もない質量×速さが大概のものを粉砕する。
というか他の武器に関しては
剣は「乱暴に使えない」槍は「殴りにくい」斧は「斬るのはもどかしい」とコメントしており
弓も使わないが、銃は「引き金引くだけで撃てるから便利だ」とたまに使用するらしい。
経歴
彼もまた嘗ては理想を掲げて戦う勇者候補だったらしいが過去に何かがあって現在の様にやさぐれてしまったらしい。
しかしその勇者候補としての資質は未だ健在であり、ある伝説の剣に選ばれたこともあったがそうだが「そんな安っぽいものはいらない」と突っぱねたらしい。