マリー・アンジェル
まりーあんじぇる
マリー・アンジェルとは、テレビアニメシリーズのロボットアニメとしては 初の女性三名を主人公とした「超時空騎団サザンクロス」の登場人物。
概要
- 第707評価試験飛行団 :左から司令官「マリー・アンジェル・クリスタル」大佐, 副官「オーロラ・スターリング」小佐, 技術顧問「マレーネ・サリバン」技術中佐, 医務官「シモーヌ・ド・ボーヴォワール」。主要構成員4名の空軍基地【民間空港と滑走路の一部を共用】記念撮影。
- SAAB エリアイ早期警戒 VFH-10Eスーパーオーロラン-2 上記記念写真の全景。民間空港における撮影。
惑星グロリエ軍(通称「サザンクロス軍」)の 航空宇宙局 宇宙機甲隊に所属する尉官(少尉)である。
男勝りなところがあり、渾名はコスモ・アマゾネス。
宇宙機甲隊の動力付甲冑【アーミング・ダブレット(A.D.)】
戦闘で負傷して入院していた際、シャルル・ドゥ・エトワードが見舞いに訪れたことを機に恋仲となった。
物語の謎解きを理由とする構成の都合上、陸海局・戦略機甲隊のジャンヌ・フランセーズ率いる 第15分隊 が、第16話まで留守部隊となり戦闘場面の出番がない為、ロルフ・エマーソン参謀長官を空宇局の総司令官とした「アルス開発基地」を拠点とする惑星グロリエ側との挟撃作戦などで、作品後半は出番が多くなった。
第11話までは 軽・可変攻撃機 VF-8 ローガンの指揮官機(CAG)を駆り、第13話からは VF-1 バルキリーを想起させる、最新鋭の 可変戦闘騎兵機 VFH-10A オーロラン に乗り換える。
デザインの基になったのは、ロッキードによって開発された、アメリカ陸軍向けの試作攻撃ヘリコプター、AH-56 シャイアン と、高速水平飛行時には固定翼に加えて揚力を増すために、機体上部のローターを停止・固定して機体上部に位置する補助固定翼として用いる特徴が共通する シコルスキー S-72(シコルスキー Xウイング) ( Sikorsky S-72 )。
なお、いずれの機体も 1/35 の完全変形模型または玩具の企画がポピーから発表はされたものの、番組自体の不振から、結局実現しなかった。
- ポピーの完全変形玩具に関する報道向け資料では「VFH-10 オーロラン」は、『汎用・発達型・攻撃ヘリコプター』として、MAAH / M ulti‐purpose A dvanced A ttack H elicopter の兵装システム名称が付与されている。
- 同様に「VHT-2 スパルタス」は『汎用・発達型・ホバークラフト・自走砲』として、MAHG / M ulti‐purpose A dvanced H overcraft self-propelled G un の兵装システム名称が付与されている。
声優
- 原作:水倉久美子 (活動の場をナレーションに移行の際、福純寛子(ふくずみ ひろこ)に改名。本名:数野尊子。)現在は株式会社 アクトゥリス・VOICEプロダクション「アルカンシェル」代表取締役社長として多くの催事をプロデュース。オーディオドラマ・企業用映像パッケージ (Video Package , VP )・音楽制作などの製作会社「アクトゥリス」を背景に有し、業界唯一のプロフェッショナル声優の為のトレーニングスタジオ「サロン・ド・アクトゥリスを主催する
- 「ロボテック・シリーズ」: 海外で原作を翻案編集して放映された『ロボテックシリーズの登場人物 - ロボテック・クロニクル -』 > 「3 第2世代」 編 では「マリー "アンジェル" クリスタル」 (Marie "Angel" Crystal)ノヴァ・サトリ」 と原作での「姓」(ファミリーネーム)がミドルネームに移動変更され、機甲創世記モスピーダにてインビットのシ・ラ(原作での名「ソルジー」)を演じた バーバラ・グッドソン (Barbara Goodson) が好演しており海外でも人気が高い。
関連イラスト(メカ)
マリーの所属組織(航空宇宙局)
外部リンク
- ロボテックシリーズの登場人物 - ロボテック・クロニクル - 【欠損の無い完全な文面としては最終記事となった、2017年 3月 12日 ( 日曜日 ) 16時 49分 時点におけるロボテックシリーズの登場人物 - Wikipedia 履歴 を全て再現】