「我々は、互いの目的のために互いが必要なのだ」
概要
真夜中の廃ビル、ノエルはラプラスの市長ラッセル・バロウズとその秘書シビラ・ベッカーに利用され、大悪魔カロンを呼び出し、海運会社ステラステージの社長の死を願ってしまい、その直後、契約の代償として四肢を奪われ瀕死の重傷を負う。
シビラによって屋上から落とされるが、直前に「助けて」と呟いたことで、その言葉を「第二の契約」と判断したカロンによって命を救われる。
独自の悪魔の美学を汚しているバロウズに怒りを覚えていた彼は、ノエルにある取引を持ち掛ける。
「共にバロウズに復讐し、彼を市長の座から引きずり下ろすことができれば両手足を返す」
最初は信じることはできなかったが、真実を確かめる為に市長官邸に侵入してバロウズの裏の顔を目の前で見たこと、コンクールの権限を変えたのも彼だったこと、そして自分をおびき寄せるために友人ジリアンを爆弾魔ボマーに誘拐させたことで、これ以上彼の好き勝手にはさせたくない想いからカロンと正式な契約を交わし「被虐の魔女」を名乗り、復讐を決意する。
season1では、ノエルが意識を取り戻す前にカロンが新しい服に着替えさせたり、その時のやり取りに萌えた人も少なくはない。
言い争いながらも、時にカロンの厳しくも優しい気遣いが、そしてノエルの、恐れずに敵に立ち向かう強さが徐々に互いの信頼を深め、悪魔の契約だけで繋がれた関係が別のものへと変わっていく。