概要
最高位は大関。
しこ名は「雅山 哲士」、本名は「竹内 雅人」。
大学時代のライバル・玉乃島が先に角界入りしたため、雅山も大学を中退し武蔵川部屋に入門。
突き押し相撲が得意で、武蔵丸・武双山・出島と稽古相手に恵まれた事もありスピード出世し「20世紀最後の怪物」と言われ、2000年夏場所後に大関へ昇進するも肩の怪我に悩まされ2001年秋場所で負け越し大関陥落、短命大関になる。
2006年、ふたたび三役の地位で春場所10勝・夏場所14勝・名古屋場所10勝を挙げるが、「再昇進すると6大関になってしまう」という理由で昇進見送りとなった。
大関陥落後も平幕で健闘、2013年春場所まで現役を続けた。ライバルの玉乃島とは17勝3敗。
現役引退後は年寄「二子山」を襲名、藤島部屋付き年寄として後進の指導に当たっていたが、2018年に独立し「二子山部屋」を復活させている。
魁皇とは15勝31敗、栃東とは16勝19敗、千代大海とは22勝24敗。