金子軒
きんしけん
小説『魔道祖师』の登場人物。
プロフィール
アニメ・ドラマ等様々なメディアミックスが展開されているが、中国の検閲などの事情で媒体ごとに多少性格や設定が異なっている。ドラマ『陳情令』では特にそれが顕著である。
概要
中国語読みはジン・ズーシュエン。
蘭陵金氏の前宗主・金光善の嫡男で江厭離の夫。
少年期の性格はとても傍若無人で我儘であった為、魏無羨や江澄と仲が良いとは言えなかった。
当初江厭離との婚約を不満に思っていたが、ある時を境に好意を抱き、結婚してからは一転して愛妻家になった。
金凌は息子である。
人物
金光善の正室の一人息子で、自慢の容姿に、仙術の資質も目を奪うほどだった。
弓の腕前はかなりのもので、百家清談会の弓比べでは成績上位四位以内に入ったことがある。(アニメでは三位)
金氏の家風は驕傲であり、彼はそれを完璧に受け継いでいて、人でも物でも最も優れたものを好んでいた。
その為、容姿も仙術の資質も平凡と言われる婚約者のことが納得できず、母親に勝手に決められたこともあり、当初は不満を抱いていた。
江厭離に好意を抱いてからは、父親とは違い一途だった。
異母兄弟である金光瑤とは誕生日が同じである。
容姿
『世家公子の風格容貌格づけ』第三位。
非常に整った容貌。
眉間の中央に丹砂で朱色の点を付けている。
襟と袖口、帯には全て金星雪浪の白牡丹の美麗な刺繍が施されている。
道具
- 歳華
金子軒の仙剣。
後に金凌へ譲られている。
金凌が扱う際、剣芒(刃から放たれる光)は金色だった。