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黒き剣のマリケスの編集履歴

2022-04-10 16:20:45 バージョン

黒き剣のマリケス

くろきけんのまりけす

フロムソフトウェアのゲーム『エルデンリング』のボスキャラ

概要

獣人蔓延る崩れゆくファルム・アズラの最奥に蹲るボロ布を纏った巨人。

かつて女王マリカの忠実なる守り人であった彼は、運命の死を死守することを厳ぜられた。

だが彼は失敗し、そして時の崩れた神殿でその咎を背負い続けている。


戦闘


運命の死に近付く者よ


 もう二度と、誰にも、盗ませはせぬ


獣の司祭

Don't steal deathroot

ボス戦に於ける第一段階。当初は名前を明かすことはない。

見た目はボロい布切れを羽織った大柄の人物

右手に持った巨大な剣と左手による引っ掻きや黒い短刀による投擲をしてくる。

大柄な体躯を生かした攻撃は確かに脅威ではあるものの、慣れてしまうと簡単になる(私見)。

一定までHPを削り切ると...。


大きく態勢を崩した獣の司祭。

その時、神殿に一陣の風が吹いた。

僅かに捲り上がる裾から覗く、赤い宝玉が埋め込まれたタリスマン。

何かに気が付いたかのように、司祭は手に持つ短剣を振り上げる。


おお死よ


 今一度、我が剣に


短剣が突き刺さり、赤い瘴気が漏れ出す。

それは炎となり、ボロ布を纏った体を焼いてゆく。

咆哮と共に現れたのは、黄金に縁取られた黒い鎧を纏った白毛の獣。

手に持つ短剣を抜き放たれ、瘴気が纏わりつく禍々しき漆黒の大剣が現れた。


鈍い音ともに大剣を突き立て、ゆっくりとこちらに振り向く。

その姿は、かつての女王の影従。

デミゴッドたちが自らの死と恐れた最恐の獣。

その名は、


黒き剣のマリケス

【艾尔登法环】游戏摄影遭到背叛的影子


文字通り獣如き俊敏さと、無骨な剣から放たれる赤い斬撃によってこちらを翻弄する強敵。

その赤い斬撃は死のルーンの表れであり、当たればこちらの最大HPをジワジワと削ってゆく。

斬撃もそうだが、かつてデミゴッドの死すら意味したというその名に恥じぬ絶技は、最凶としか形容できない。

床から聳える柱を飛び交い、時に空中で、時に音速を超え、間断なく放たれ、重複するその剣技を見切ることが出来ず、敢え無く倒れてしまった褪せ人も非常に多いだろう。

だがこれまで戦った敵とは比べ物にならない程のボスではあるが、何度も死ぬことが出来る特権を駆使すれば自ずと勝機は見えてくるだろう。






褪せ人・・・、運命の死を奪い


 何を、殺す?



神殿に突き刺さった彼の得物。残された大剣は溶け落ち、そこにはその名残の様な正気を放つ朧げな剣の形が現れた。

それはマリケスが死守し続けてきた禁断の「死のルーン」。

触れようと試みると、形は崩れ、瘴気は炎となり一気に燃え広がった。


彼の死をキッカケに封じられていた死のルーンは解き放たれた。

狭間の地に「運命の死」が齎され、死を廃し、生を謳う黄金律は終わりを迎える。

それは同時に王へと至る旅も終わりを迎え始めた事を意味していた。


人物

かつてマリカに最も近しい者として、彼女の剣となり、マリカが掲げる律を阻む存在を一刀の下に処してきた。神肌の使徒たちが仕えていた「宵眼の女王」(おそらく先代の律の女王)を下したのも彼であり、彼女が持っていた「運命の死」即ち「死のルーン」の次なる所有者となり、マリカからその秘匿を厳命された。

彼は、「大いなる意志」の代弁者であり、神を導く者である「二本指」が遣わした最も忠実なる僕であり、自らの主人を守る存在であった。

だが、同時に彼は大いなる意志の僕でもあり、主人がそれに背く様な動きを見せれば、忽ちその刃はその首に振り下ろされることになったという。

しかし実際問題、マリカは大罪を犯したことで、黄金樹の虚の中で磔にされたものの、だが殺されてはいない。

道理に従えば、彼女を手に掛けたはずのマリケスは、死のルーンを盗まれた挙句、「獣の司祭」としてかつてとは異なる名と共に、その罪を背負い続けている。

一体何があったのだろうか?


獣司祭 グラング

臭う...、死だ...


...


喰らわせろ


ケイリッドの東北部、巨大な湾に突き出す半島にある巨大な神殿の奥に蹲るボロ布を纏った巨人。

訪れた褪せ人に対して、「死の根」という物を持ってくる様に依頼する。

「ティビアの呼び舟」と呼ばれる存在が落とすそれは、狭間の地に密かに侵食する死の現れであるという。

彼に一つ目のそれを渡すと、お返しにその存在を感知する「獣の瞳」と筋力の上昇に恩恵をもたらす「獣爪の聖印」をくれる。

以降の報酬の詳細は、次の様な物になっている。司祭であるためか祈祷が多いものの、かなり攻撃的な性格を帯びた物ばかりである。


死の指の個数報酬
1個目貴重品「獣の瞳」聖印「爪痕の聖印」
2個目祈祷「獣の石」
3個目祈祷「獣の生命」
4個目戦灰「獣の咆哮」
5個目祈祷「獣爪」
6個目祈祷「グラングの岩」
7個目武器「獣爪の大槌」
8個目祈祷「グラングの獣爪」
9個目強化素材「古竜岩の鍛石」

四つ程渡した後に訪れると、突然此方に襲いかかってくる。

これは所謂イベントクエストであり、ある程度削ると、苦しみの声と共に地面に蹲る。


...やめてくれ


もう忘れない 我が罪、渇き...


だから、やめてくれ...


まるで言い聞かせるかのような懺悔を吐露し、戦意を喪失し、そのまま動かなくなる。

その後祝福を挟んで再び訪れると、再び元の場所に戻り、褪せ人に死の根を持ってくるように伝える。

そして九個まで彼に渡すと、今までの働きに感謝の念を示しながらも、自分に出来ることはもうないと言い、咆哮と共に神殿から姿を消した。


その後は再登場しないかのように思われたのだが...。










褪せ人...まさか、お主が... 


なぜ...


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