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魔術師セレンの編集履歴

2022-04-27 00:36:53 バージョン

魔術師セレン

おししょうさま

魔術師セレンとは、エルデンリングに登場する魔術師の一人。褪せ人の魔術の師となる一人。

魔術の師匠

リムグレイブの南に向かう街道沿いにある「宿場跡」の地下、カボチャ頭の狂兵が守る部屋に隠れ潜んでいる。

人が訪れるとは思いも寄らなかったらしいが、落ち着いた声音で自らが魔術師であることを告げてくる。

ここで、選択肢が現れ、「魔術を学びたい」と選択することが出来る。


「魔術を学ぶ」を選択すると、一応の警告として自らの詳細を明かしてくれる。

曰く自分はレアルカリアの学院を追放された異端者である、と。

ここで更に念押しのように選択肢が現れるが、ここで「構わない」を選ぶと、モノ好きと呼びながらも一応の弟子として認めてくれる。


以降彼女から魔術を購入することが出来るようになり、各地に散らばったスクロールを渡すことで購入できる魔術に幅が広がるのも過去作の仕様を踏襲している。

ただし、今までのシリーズとは異なり魔術に必要な能力値である「知力」が足りなくとも、魔術は購入可能である。


真の弟子

ゲルミア火山の東の麓にある「隠者の村」。そこにいるアズールという異形の魔術師に話しかけると、彼から「彗星アズール」という魔術を手渡される。

入手後、セレンの元に戻ると、彼女からアズールが自分の師匠であることを伝えられる。

最初の輝石魔術師であった彼に認められた弟子を誉めると、少し話があると言って彼女の悲願成就のための助けを依頼される。

それはもう一人の輝石の魔術師であるルーサットの捜索であった。


かつてレアルカリア魔術学院は輝石魔術の研究を行っていた。

輝石には星の生命の残滓が宿っており、それを手掛かりに星と命の探究を行うのが本分だったのだ。

しかし、レアルカリアがカーリア王家を迎えてからその性質は変化する。

カーリア王家は月の力を揮う輝剣の魔術であり、それを星の魔術たる輝石と並べ学ぶことは本来異端なのだ。

そうした学院の変質に伴い、学院の最高師範であるアズールとルーサットは追放の憂き目に合い、輝石魔術の源流復興を目指したセレンもまたレアルカリアから追放されてしまう。

しかし、セレンはその程度で源流復興を諦めた訳ではない、アズールに認められた弟子に対して共に源流復興を目指す事を提案する。

そしてそれを承諾した主人公は、ルーサットを見つけ出し「滅びの流星」という魔術を受け取る事になる


戒めからの開放

二人の大魔術師を見つけだした主人公に対し、セレンはある事を語る。

それは今現在主人公と話をしているセレンは幻であり、本体は魔女封じの廃墟の地下に囚われているというのだ。

そしてその場所にて、主人公に託したいものがあるという。

願いを聞き届け、魔術師塊という奇怪な敵の妨害を切り抜けた主人公はセレンの本体から原輝石を託される。

これは魔術の魂であり本質である、引き抜けば当然セレンは死ぬが相性の良い体に埋め込むことで復活を果たす事が出来る。

それにより、セレンは戒めより逃れようというのだ。

魔術教授セルブスの隠し部屋の中で新たなるセレンの肉体を見つけた主人公はそれに原輝石を移植し、セレンは完全復活を果たす。

主人公の働きを労い、セレンは学院への帰還を目指す。


カーリア王家を倒し、今度こそ源流を復興させるために。


魔女の結末

一方その頃、魔女封じの廃墟にて奇矯騎士にして魔女狩りたるジェレーンが異変に気が付いていた。

ジェレーンはセレンの死体を見ながらも、彼女が完全に死んだわけではなくどこかで蘇っているのではないかと朧気ながら推測し、主人公に忠告する。

かつてセレンは輝石魔術の源流の為に何人もの魔術師をその手にかけたレアルカリア最大にして最悪の災厄だったのだ。

そもそもにして源流とは禁忌である。

魔術師たちを一つに集め塊にする事で星の種とする、そんな事を探求の手段とする危険な思想であり、それは学院の悪夢とさえ称された。


レアルカリアの大書院において主人公は二つの選択肢を迫られる

一つはセレンと共にジェレーンを倒しカーリアを排除して輝石の源流を目指すか

もう一つはジェレーンと共にセレンを倒し、恐るべき魔女を止めるか

選択の結末は果たして……


余談

彼女が被っているのは輝石頭と呼ばれる仮面であり、レアルカリアにおいてはどのような輝石頭をかぶっているかによって属している教室が解るようになっている。

ゲーム中においてセレンが輝石頭を脱ぐことは無いが、素顔などもちゃんと設定されており青い瞳に黒髪の涼やかな美人である

弟子にデレデレな態度も合わさって人気も高く、素顔のセレンのイラスト等も投稿されている。


一方でネタバレになるので詳細は省くものの、彼女に最後まで協力したルートの最期が余りにもショッキングである為、こちらを選んだことを後悔するプレイヤーはかなり多い。

どんなに優しくされようと、禁忌に手を付けるような危険な魔術師なのだという事を肝に銘じておこう。

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