Danger. Darkness. Dwarves.
Deep Rock GalacticはGhost Ship Gamesが制作したインディー協力採掘FPSである。
概要
大量の資源が埋蔵された惑星Hoxxes IV(ホクシーズ IV)を舞台に、Deep Rock Galactic社(以下DRG社)所属のドワーフたちの採掘作業と戦いを描いたSF系協力FPS。
主人公たちはガンナー、エンジニア、ドリラー、スカウトの4クラスから選び(設定によっては重複クラスも可能)の4クラスを選び、協力して洞窟から鉱石を回収しつつ、潜む大量のエイリアンをなぎ倒していかなければならない。
インディーゲームではあるが、宇宙と採掘という新しい切り口からか、それとも
"Rock And Stone!"
という独特の掛け声からか、かなりの人気を得ており、今も多くのドワーフが惑星ホクシーズにひしめいている。
登場人物(とロボット)
- ドワーフ
主人公たち。DRG社所属のドワーフ。おっさん。
毎日会社に言われて死地に赴き、激務をこなすいわゆる社畜である。労働という身近すぎる題材なのもこのゲームの人気の秘密なのかもしれない。
ドワーフらしく、背が小さめだが人間よりは力が強く、ミニガンなどの重火器も使いこなす。ただしおっさんだからか移動速度はそこまで早くなく、また落下ダメージも強め。
酒が好き、口が悪い、力が強い、エルフが嫌い(このゲームにエルフは今のところ出てきてはいないが)などまさにドワーフ。
- ミッションコントロール
いわゆるオペレーター的存在。おっさん。
ただ、嫌味っぽいタイプで、チュートリアルの際、エイリアンの反応を検知し助からないと諦めたり、踊っていたりすると働けなどと言ってくるなど、嫌味な上司っぽい人。ドラム缶を発射ベイに入れる、イベントの際に風船を割るなどする(特に後者はガチギレする)と怒ってくる。
とはいえ、指示は割と的確ではある。昇進するとちゃんとお祝いしてくれるなどの一面もある。
- M.U.L.E
Mining Utility Lift Engine. 通称モリー。
鉱石運搬用の4足歩行ロボット。採掘した鉱石はこいつに収納することとなる。攻撃対象には一切ならないので護衛する必要はない。
プレイヤーの意思で呼ぶことが出来るが、そうでないときは割と勝手に動く。自由気ままなAIで、油断すると変なところに行ってしまい、呼び出すのに時間がかかる。それ故かドワーフたちも呼び出すときにイライラしてる感じのセリフが多い。
割と小さいロボットだが、どういうわけか無限に鉱石が入る。明らかに内部に入らなさそうな大きなものでも収納可能。(セリフにも不思議がるものがある)一体どうなっているのだろうか・・・?
- ボスコ
多目的サポートロボット。ソロプレイの時にのみついてきてくれる。途中参加プレイヤーがいた場合即座に爆散する。
戦闘、採掘、作業、明かり、蘇生などかなり幅広い作業を任せることが出来る。ソロプレイではやることがとにかく多いのでこいつを酷使しよう。指示を出すとかわいい電子音や敬礼で答えてくれる。かわいい。
- ドレッタ
護衛任務ミッションで護衛することになる巨大ドリルドーザー。
かなりのハイパワーでありガンガンと目的地にトンネルを掘って直進する。燃費はよくないようで途中で燃料補給が必要。攻撃能力は正面のドリル以外一切ないので、しっかり護衛しよう。
ミッションを果たすと酷使されたせいか壊れてしまう。ドレッタの頭部を持ち帰ることも出来るが、実は特に意味はない。(とはいえ、ドレッタへの愛着からか持ち帰るプレイヤーは多い)
- ロイド
アビスバーのバーテンダー。本体はボスコと似ている。
注文を受ければ主人公にお酒を注いでくれる。チップをプレゼントしてやることも出来る。
クラス
- ガンナー
重火器を装備した戦闘向けクラス。
メイン武器の火力が圧倒的であり、その高い威力で敵を殲滅するのが大得意。組み方次第で単体も複数戦もこなせる。固有ツールは「ジップラインガン」と「シールドジェネレーター」。
ジップラインはチームメイト全員が使えるジップラインを展開可能。下から上に行く際、もしくは水平に動く際の移動速度は遅めだが、上から下に行く際はかなりのスピードで移動できる。空中でぶら下がれば近接攻撃しかできない敵を完封できるが、ジップライン中に攻撃を何回か受けると落下するため注意。
シールドジェネレーターはドーム型のシールドを展開。ありとあらゆる攻撃から身を守り、内部はシールドが急速にリチャージされる。またこのドームの中に敵は入ってこれないため、ほぼ無敵。ダウンした味方を起こすのに大活躍。
総じて強力な装備が多く、使いやすい。
- ドリラー
巨大なドリルを装備したクラス。
このドリルは功績を掘ることはできないが、地形を簡単に破壊できる。このゲームの地形はほぼすべて破壊可能なので、無理やりトンネルを掘って目的地まで直進したり、狭い戦場を広くして戦いやすくしたり、壁を掘って階段を作ったり上まで移動したりできる。ドリルの使い方を覚えればかなりミッションを優位に進められる。
プライマリには火炎放射器などの化学兵器を装備しており、大群を薙ぎ払うことに特化している。単体は実弾をあまり使わない関係上、ちょっと苦手。
固有ツールは「パワードリル」と「サッチェルチャージ」
ドリルは上記で説明してしまったので省くが、サッチェルはいわゆるC4爆弾であり、地形や敵を簡単に吹き飛ばせるが、フレンドリーファイアしてしまった場合味方も吹き飛ぶので注意。
- エンジニア
自立式セントリーガンなどのツールで仲間を助けるクラス。
一方でプライマリはそこまで強力とは言えない。ただし強力な重火器のセカンダリを装備できるため、戦闘力はセントリーなどをうまく使えば割と高い。
セントリーは組み立て、定期的な弾の補給、など割と手間はかかる割に威力は低めだが、確実に助けになってくれる。
固有ツールの「プラットフォームガン」は足場を作れる。階段を作ったり、橋を作ったりも出来るが、メインは高所の鉱石を掘るために足場を作ってあげること。高所の鉱石を見つけたらとりあえず足場を置こう。スカウトとの相性が最高。
- スカウト
機動力と明かりの確保が得意なクラス。
単体火力は高いのだが、対多数が非常に苦手。
そこまで装備も強くないのだが、やはり自慢はグラップリングフックによる、高い機動力。
足場も道を作る手間もいらない機動力を生かし、鉱石を回収したり、遠くのダウンした味方を助けたり
してチームをアシストする。
固有ツールは「グラップリングガン」と「フレアガン」
フレアガンは強力なフレアで洞窟を照らすことが可能で、これによる視界確保は非常に重要。
グラップリングガンは無限に使用可能な上、上記にもすでに書いたが非常に高い機動力を発揮し、好き放題に移動できる。戦闘の流れに組み込めるようになったら一人前のスカウト。ただし孤立しやすくもあるため調子に乗り過ぎないように。
エンジニアが作った足場に乗って高所の鉱石を確保することができるため、エンジニアとの相性は最高。