がいよう
夜廻シリーズに登場するお化けの一種。
初登場はシリーズ二作目の「深夜廻」から。
黒い胴体に大きな白い頭部を持つ二頭身のお化けで、大きさはハルとあまり変わらない。
しかし片手には血痕のついた大きな鉈を持っており、顔の大半を占める後頭部までさけた大きな口、縫われた傷痕のように窪んだ眼と、名前に違わぬ凶悪な容姿をしている。
(ゲームではほぼ分からないが、実は意外と筋肉質な腕をしている)
短足だがハルより足が速く、大抵の場合、一度視認されると振り切るのは不可能といっていい。
たいしょほうほう(深夜廻)
刃物を引きずるような金属音をたてながら特定の場所をうろついており、明かりに関係なく姿が見えるので存在を把握すること自体は難しくない。
アイテムを投げることで気を引けるが、石ころの場合は射程が短いため、投げる前にたまたま振り向かれるなどで視界に入ってしまい気づかれる危険性があるためかなりシビア。
なお、こちらを認識された後ではアイテムは効果がなくなる。
投げたアイテムが視界に入っても、それを凶悪なお化け自身が認識するまでに若干の間があるので、気を引くときは十分に気を付けること。
無事に成功すれば金属音が止むので、そのすきに通り抜けてしまおう。
紙飛行機やホタルなら遠くから安全に気を引くことができるが、手に入りにくいのが難点。
以上のことから気を引くのがかなり困難なお化けのため、基本的には見つからないように徘徊している場所を迂回し、出会うこと事態を避ける方がいい。
狭く距離を置きにくい場所にいたり、場合によっては同じ場所に二体がかたまってたむろしていることもあるため、そのような形で出会ったら尚更である。