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レムノ王国

れむのおうこく

レムノ王国とは、小説作品『ティアムーン帝国物語』に登場する架空の国家である。
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概要編集

本作の世界に存在する大陸における中堅国家の一つ。大陸の二大強国(ティアムーン帝国サンクランド王国)にこそ及ばないものの、中堅国家群の中でも二国が無視できないほどの強大な武力を誇る軍事国家。地理的にはティアムーン帝国から多少離れており、ちょうどサンクランド王国を挟んだ反対側に位置する。


本編の時間軸において、ミーアは地理的な位置関係とこの国の軍事力に目を付け、(革命でサンクランド王国に攻め入られたらこの国に援軍を頼んで挟み撃ちにしようという打算から)王位継承権の高くない第二王子アベルに接近を図る。


軍事国家であるため武力が重視されており、特に王室関係者は剣の腕前に重きを置いている。また、国を挙げて男尊女卑の傾向が強い。王族であっても女性というだけで差別を受けることもある。アベルの回想では折檻も日常的に行われているよ模様。


騎馬軍にも力を入れており騎馬王国とも交流がある。

一方で王家の紋章には狼(戦狼)が描かれており、その建国には戦狼使いが大きく関与しているという。また馬に対しても騎馬王国とは大きく認識が異なっている。騎馬王国にとっては狼は文化的な意味では忌避するものであり、馬の扱いもレムノ王国は「便利な道具であり武装のひとつ」という認識だが騎馬王国にとって

馬は「家族であり人にとって不可分なパートナー」という認識となる。

この事から騎馬王国とは交流がある一方で一定の距離を置かれている。


文庫版第2巻の終盤、(以前の時間軸において)ティアムーン帝国で起こるはずだった革命に似た騒動が(本編の時間軸で)発生するという出来事が起こったが、ミーア達の奔走によって事態は収束した。


関連人物編集

ティアムーン帝国物語の登場キャラクター一覧を参照。


関連タグ編集

ティアムーン帝国物語

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