炎の中の希望
ほのおのなかのきぼう
概要
ドラゴンクエスト ダイの大冒険のサブタイトル。
キルバーンのキルトラップ『ダイヤの9』にはまってしまいだんだんと死に追い詰められる…
あらすじ
キルバーンの卑劣な罠により、魔界の炎に閉じ込められてしまったダイ、ポップ、ハドラー。強烈な炎は少しずつ彼らの心身を追い詰めていく。呪文で炎をせき止めていたポップも徐々に消耗し、脳裏に絶望がよぎり始める。だが、その時一筋の光明が差し込む。果たして、この絶体絶命の状況を打開することができるのだろうか……!?
絶体絶命
キルバーンの策略にはまってしまい、ヒャダルコで防ぐのが精一杯なポップ。
熱さに耐えながらも真ん中に集まる炎に押さえつけられ、魔力が尽きかけそうになる。
そんな中、ポップがメドローアで中心に集まる炎を一瞬だけ打ち消し、ルーラで脱出を図ろうと考える。
しかし、炎を止めるので精一杯、手を離せば焼け死んでしまう状況にハドラーが動いた。
「急げポップ!骸が動いたのだ!もうけものだと思え!」
ポップはハドラーの支えによってメドローアを打つことに成功。しかし、限界が来たハドラーは崩れてしまう。それを見たポップは脱出することは出来なかった。
助けてくれたハドラーだけを残して脱出することが出来なかったポップは再び集まる炎の地獄の中で動けなくなってしまう。
『勇者』の帰還
中心に集まる炎が降りかかろうとする中、ハドラーはポップの上にのしかかり、代わりに降り注ぐ炎を受ける。
ハドラーは最期に人間の神に祈る
その時、誰かが魔法陣を用い、キルトラップを停止させてくれた。
その者はかつてハドラーに立ち向かい、メガンテを使って死んでしまったと思われた『アバン先生』だった。
アバンはもう永くはないハドラーを抱きかかえ、ハドラーはアバン先生の腕の中で散った。
ポップ(ハドラー…最後の瞬間のあんたは…紛れもねぇ、仲間だったぜ…俺たちの…な…!)