オールド・ボーイ
おーるどぼーい
原作は土屋ガロン、作画は嶺岸信明による漫画。『ルーズ戦記 オールドボーイ』のこと。及びそれを原作としたパク・チャヌク監督による2003年公開の韓国映画。
『ルーズ戦記 オールドボーイ』の概要
『ルーズ戦記 オールドボーイ』は原作は土屋ガロン、作画は嶺岸信明による漫画。1996年から1998年に「漫画アクション」で連載された。2007年にアイズナー賞最優秀日本作品賞を受賞した。
あらすじ
7階と8階の間にある私設刑務所に10年間監禁された男が解放され、なぜ自分が監禁されたかについて調べ始める。
2003年公開の韓国映画。パク・チャヌク監督の復讐三部作の第2作
原作は漫画『ルーズ戦記 オールドボーイ』。映画版は第57回カンヌ国際映画祭で審査員特別グランプリ、第37回シッチェス・カタロニア国際映画祭でグランプリを受賞した。
ストーリー
映画と原作では本筋のストーリーは同じだが、舞台が日本から韓国に変わっているなどの変更がある。
・映画:ごく平凡な生活を送っていたオ・デスはある日、突然誘拐され、15年間監禁された。解放されたデスが、自分が監禁された理由を解き明かすために奔走する5日間の物語。原作とは逆に主人公には「謎解きまでのタイムリミット」が設定されている。
・漫画:ごく平凡な生活を送っていた五島慎一はある日突然誘拐され、10年間監禁された。解放された五島が、自分が監禁された理由を解き明かすために奔走する物語。映画とは逆に「ルーズ戦記」と云うタイトル通り、謎解きに関しては長期戦となる。
登場人物
ネタバレ
実は、連載の途中まで、原作者は主人公が監禁された理由やオチを考えていなかった。
その為、原作の終盤は色々と無理の有る展開になっている。
それに対して映画版は、原作で主人公が解くべき謎だった「何故、主人公は監禁されたのか?」を逆転させた「何故、悪役は主人公を、わざわざ、長期間監禁した上で解放したのか?」と云う発想から逆算されたストーリーおよびオチとなっている。