嶺岸信明
みねぎししんめい
日本の漫画家。
土山しげるの紹介により「近代麻雀」(竹書房)に麻雀漫画を描き、世に知られるようになった。
1959年6月15日、宮城県宮崎町(現在は加美町)に生まれる。
1978年、高校卒業後、高知県で青柳裕介のアシスタントとなる。
1980年、上京し、同門の井上紀良や和気一作のアシスタントを務める。
1983年、新人賞佳作をきっかけに「プレイコミック」(秋田書店)で漫画家デビュー。
1986年、『週刊漫画ゴラク』(日本文芸社)で『はぐれT・C〈ツアー・コンダクター〉』(原作:矢島正雄)を連載。
1992年、「別冊近代麻雀」(竹書房)で『てっぺん』(原作:来賀友志)を連載。
1993年、「リイドコミック」(リイド社)で『女医レイカ』(原作:剣名舞)を連載。
1996年、「漫画アクション」(双葉社)で『ルーズ戦記 オールドボーイ』(土屋ガロン)を連載。
1999年、『週刊漫画ゴラク』で『天牌』(原作:来賀友志)を連載。『女医レイカ』がテレビドラマ化され、フジテレビ系で放映。
2001年、『別冊漫画ゴラク』(日本文芸社)で『天牌外伝』(原作:来賀友志)を連載。
2003年、『ルーズ戦記 オールドボーイ』が韓国で『オールド・ボーイ(올드 보이)』(監督:パク・チャヌク)として映画化され、第57回カンヌ国際映画祭でグランプリを受賞。
2007年、『ルーズ戦記 オールドボーイ』がアイズナー賞最優秀日本作品賞受賞。
2009年、『近代麻雀』(竹書房)で『麻雀群狼記 ゴロ』(原作:来賀友志)を連載。
2017年、「週刊大衆」(双葉社)で『麻雀放浪記』(原作:阿佐田哲也)を連載。
2022年、来賀友志の死去により『天牌』は未完に終わる。『週刊漫画ゴラク』で『オーラス-裏道の柳-』(原作:押川雲太朗)を連載。