拓殖大学中退。大阪芸術大学キャラクター造形学科客員教授。
略歴
望月三起也のもとでアシスタントを経験したのちに、1973年に『月刊少年チャンピオン』(秋田書店)にて『ダラスの熱い日』でデビュー。
雁屋哲原作の『銀河戦士アポロン』(のちに『UFO戦士ダイアポロン』のタイトルでテレビアニメ化された)の作画を、海堂りゅう名義で手がけた後は劇画誌に活躍の場を移し、原作付きで裏社会モノを多く手がける。
最近は飯テロ系(というより大食い系)等料理漫画も描いている。
訃報
2018年5月24日に鬼籍に入ったことがコミックナタリー及び週刊誌で判明した。68歳没。
お悔やみ申し上げます……。
主な作品
※原作のない作品は作者単独の作品。
- 『銀河戦士アポロン』(原作:雁屋哲)・・・アニメ『UFO戦士ダイアポロン』の原案。
- 『極道ステーキ』(原作:工藤かずや)
- 『借王』(原作:平井りゅうじ)・・・哀川翔主演でドラマ及び映画化(WOWOWで放送、第6・8・9作以外は映画化)。
- 『蛮王』(バンキング、原作:平井りゅうじ)
- 『食キング』(ショッキング)
- 『売キング』(バイキング)
- 『喧嘩ラーメン』
- 『喰いしん坊!』・・・2007年には『喰いしん坊 -大食い開眼編-』の題で実写映画化。河相我聞主演。続編『大食い甲子園』、ハンター譲二のスピンオフ作品『東北のグルメ』もでてくれた。
- 『極道めし』(協力:大西祥平)・・・刑務所の服役囚達が競い合う上手いメシの思い出話
- 『塀の中の懲りない面々』(原作:安部譲二)
- 『勤番グルメ ブシメシ!』(原作:酒井伴四郎、協力:青木直己)・・・原作は幕末期の紀州和歌山藩の下級武士、酒井伴四郎(1834年 - 没年不明)の日記。
- 『闘飯』・・・双葉社漫画アクションより連載された漫画作品。内容は「食い物」を食べる仕草などを再現する、エア食事合戦。
- 『野武士のグルメ』(原作:久住昌之)・・・同名エッセイのコミカライズ。上述のパロディを知ってか知らずか、企画担当の紹介でタッグが実現した。
- 『荒野のグルメ』・・・引き続きグルメ、原作脚本:久住昌之!会社帰りのサラリーマンが主役
- 『怒りのグルメ』(原題:噴飯男)・・・気弱な中年が噴飯男へと変身し外食産業に蔓延る悪を裁く、グルメ版魔太郎がくる!!
- 『〆のグルメ』・・・漫画アクションで連載作品、一話完結。仕事帰りに食べる地味なグルメ
- 『邪麺』(原題:邪道)・・・漫画ゴラクで連載された売れっ子ラーメン店乗っ取りピカレスク