花のズボラ飯
はなのずぼらめし
月刊女性漫画誌『Eleganceイブ』(秋田書店)2009年6月号より連載中。単行本既刊2巻。
2011年10月6日に主婦の友社より、レシピ本『花のズボラ飯 うんま~いレシピ』が発売された。
夫が単身赴任中で一人住まいの主婦・駒沢花の食生活を描く。
花は自炊をするが、凝ったものや珍しいものではなく、作るのはタイトルの通り"ズボラ"なものばかり。
ドラマチックな展開をせず、主人公の日常と心理描写に重きを置く点は、同原作者の『孤独のグルメ』と共通しており、広告でも"女版『孤独のグルメ』"と銘打たれている。
演:倉科カナ
今作の主人公。
主婦。福岡に単身赴任中の夫"ゴロさん"に代わって、家を預かる。
夫婦仲は円満で、たまに夫が帰るのを花はとても楽しみにしている。
子供はいない。
作品そのものを象徴するように、ズボラな性格。
整理整頓は苦手で、家全体が散らかりっぱなし。あちこちにモノが溢れている。
そんな性格の割には食に対する執着が強く、有り合わせの食材、貰い物、レトルト食品などから、いかに美味しいものを作り出すかを日々考え抜いている。
テンションが上がると独り言が多くなり、調理や食事の合間に実況が入ったり、よく駄洒落を言う。
味に満足がいくと、恍惚の表情で幸せをかみしめる。
周辺の人物
ゴロさん
演:バカリズム(声のみの出演)
駒沢花の夫。福岡に単身赴任中。花いわく、見てるだけで食欲がわいてくるほどの食べっぷり。『孤独のグルメ』の主人公・井之頭五郎と同名だが、設定の相違点が多いため別人と思われる。
高円寺カップル
花の隣人で、自然の食べ物をおすそ分けに来る。花いわく、ジョン&ヨーコがやりたいヒッピーの生き残り。入籍せずに同棲を続けている。
本屋の店長
演:九墨正雪
花の勤務する本屋の店長。
たまに繰り出される長話は、花のストレスの素。
夫人の作るお汁粉が絶品。
亀山日出夫&さち子
演:志賀廣太郎(日出夫、ナレーションも兼任)、麻丘めぐみ(さち子)
花の両親。共に健在で、実家に二人で暮らす。
ミズキ
演:菊池亜希子
花の大学時代からの女友達。花と二人で"ハナミズ"と呼ばれていた。
現在はイラストレーター。