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概要編集

黒く長い姫カットと優しい歌声で一時代を築いた。現在も女優として活動しており、近年では舞台の演出やプロデュースも手がけている。

略歴編集

 1955年10月11日生まれ。本名は藤井 佳代子。大分県日出町に生まれ、生後半年から大阪で育つ。先祖は日出藩の家老で、父の実家は日出城の二の丸部分にあったという。子供の頃から活発だった姉に付き添う形で劇団に入り、1歳8ヵ月でCMに出演、3歳で子役として芸能界デビュー。

 そして1972年、「芽ばえ」でアイドル歌手デビュー。40万枚を超えるヒットとなり、第14回日本レコード大賞では最優秀新人賞を受賞。翌年の1973年には「わたしの彼は左きき」が大ヒットする。第15回日本レコード大賞で大衆賞を受賞し、同年の『第24回NHK紅白歌合戦』にも出場、自身の代表ソングにもなる。この曲のヒットで日本では一躍左利きが注目され、左利き用品が多数発売されるようになったというエピソードもあるという。麻丘自身は左利きではないが、この曲がヒットしていた時には左手でサインを書いて見せたり、左手で箸を使って見せたりしていた。

姫カットの理由編集

また、この時期に彼女のトレードマークでもあった姫カットが同世代の女性達の間で爆発的なブームになった。本人が姫カットにした理由は、お洒落のためではなく髪型のバリエーションを持たせやすいようにとの合理的な理由から。アイドル活動と並行して雑誌モデルをしていた当時、スタイリストやヘアメイクが付いていなかったために必要に迫られて自ら考案したものだという。


交友関係編集

南沙織浅田美代子はアイドル時代からの親友。

坂口良子とは「週刊セブンティーン」のモデル仲間であり歌手デビュー以前からの友人。また堀越高校時代の同級生でもあった。

今陽子は小学生の頃からの知り合い。実姉の同級生で友人だったこともあり、家によく遊びに来ていたという。


代表曲編集

芽ばえ :


わたしの彼は左きき :


関連タグ編集

アイドル 歌手

羽丘芽美怪盗セイントテールの主人公、作者の立川恵は麻丘がモデルだと公言している。

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