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人物編集

1941年10月6日生まれ。本名は戸塚哲也。


日本統治下の中国北京市出身。終戦後は日本に引き揚げ、東京都で育つ。


現在は『美味しんぼ』の原作者として有名だが、かつては『男組』や『野望の王国』などに代表される男臭いバイオレンス漫画をもっぱらとしていた。アウトローでエキセントリックな作風はネタ的な意味でも美味しい。『野望の王国』は『サルでも描けるまんが教室』のネタ元になった。


1982年、島本和彦が作画を担当した『風の戦士ダン』のギャグアレンジに感銘を受ける。自らの原作を改変されることを好まないことで知られていた雁屋としては異例のことだったが、島本のギャグセンスに影響を受けて自らの原作にもギャグキャラを出すようになり、後の『美味しんぼ』につながる。

なお、島本はこの連載以後に雁屋に距離を置かれている・疎まれていたのではないかと内心思い続けていたらしく、約23年後に再会した時に雁屋が「それまでバイオレンス・アウトローの作風一辺倒だったが、美味しんぼのような作品も書けるようになった」と語り、島本が長く胸につかえていたものが取れた瞬間だった。


長年オーストラリアに生活拠点を置いていたが、今は神奈川県の家で過ごすことが多いという。

批判編集

捕鯨問題など、食に絡んだ政治的なネタも多く扱うが、結構間違いも目立つ。露骨な自己主張を漫画にからめる姿勢は物議を醸すことが多い。


    • かまぼこの食品添加物(6巻収録)
    • ビッグコミックスピリッツ誌2000年第42号に掲載された「はじめての卵」
    • 「韓国と日本」(55巻収録)
    • MS-DOSWindows罵倒(59巻収録)による、マイクロソフト広告引上げ騒動。
    • 『福島の真実』シリーズをめぐる鼻血炎上騒動(ビッグコミックスピリッツ2014年25号)

韓国が好きだったり強烈な反権力志向だったりするので、一部の人間は彼を反日扱いし、晋遊舎のムック『反日マンガの世界』では「日本一の反日マンガ家」として特集が組まれていたりしているが、言葉の端々から日本への(かなり偏った)愛情は感じられる(件の書籍でも「雁屋哲の幼稚な愛国精神」と評されている)。

本人もMFBの連載コラム「美味しんぼ塾」で「私は右翼ではないが、日本を愛する国粋主義者である」と語っている。

…が、このコラムでは「暴力は最低の行いだが、私が人を殴るのは反射だから仕方ない」「会社というのは朝早くから人を呼びつけた上、仕事までさせようという非常識な場所」とネタっぽい発言が非常に多いので、これが真意かどうかは分からない。

主な作品編集


関連項目編集

原作者 漫画

シリアスな笑い:定評がある。雁屋本人も上記のコラムのように、真面目に言っているのか冗談なのか判断に困るような発言がやたらに多い。

MASTERキートン:原作の勝鹿北星(きむらはじめ)と親交があり、本作が勝鹿の没後長らく再販されなかった件に関しては雁屋が口出ししてきたために問題がこじれたと言われる。


外部リンク編集

雁屋哲の今日もまた

雁屋哲 - Wikipedia

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