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概要

小説「バトルロワイアル」に登場する架空の全体主義国家。

東洋に浮かぶ島国。

実在の日本に非常に似ており、実際香川県などの日本の地名が出てくる。

極めて厳粛な軍事国家でアメリカを敵性認定しており、政府や軍による言論統制や人権蹂躙などは日常的に行われている。

本作で主人公たちが巻き込まれる殺人ゲーム「プログラム」(詳しくはバトルロワイアルを参照)も、その一つである。

一方で、GDPなどは高く経済大国でもある。

政治の頂点に立つのは「総統」と呼ばれる役職の人間であり、表向きには主人公たちの時代で325代目と言われているが、実際には12代目で、それ以前は政府によって捏造された偽りの歴史である。

「総統」自体は、テレビ放送などで一般市民も姿を見ることができるが、そもそも「総統」という人物さえ存在しないとも言われている。

その厳しい政治体制から、一部の国民からの反発も大きく、本作主要人物の一人・三村信史の叔父も反政府活動の果てに命を落としている。

映画版

実写映画版では架空の国ではなく、現代日本が舞台となっている。

プログラムの成立目的も、校内暴力・少年犯罪の激化をきっかけに、「死」を利用して、大人の威厳を取り戻すことが目標である。

また原作の「プログラム」では対象クラスがランダムで選ばれるが、映画版では教師キタノの推薦によって城岩学園中学校3年B組が選ばれたという違いがある。

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バトルロワイアル

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