コスモパイソン
こすもぱいそん
コスモパイソンとは宇宙戦艦ヤマト2205にて戦闘空母ヒュウガに搭載された戦闘機である。正式名称は「姿勢空間攻撃機コスモパイソン」
2205では総合打撃力を重視した次期艦載マルチロールファイターとして試作された機体で、戦闘空母ヒュウガで試験飛行隊が運用している
デザイン担当は玉盛順一郎
性能諸元
全長 : 16.4m(通常戦闘モード時)
主機 : 複合輻流式コスモエンジン×2
武装 : 30mmパルスレーザー機関砲×6
12.7mm機関銃×2
57mm陽電子機関砲×1
大型空対艦ミサイル×2
次期艦載マルチロールファイターの開発にあたって、総合打撃力を重視した戦闘攻撃機として試製された。
大型対艦砲として陽電子機関砲を中央胴体に内装。左右胴体内の大部分は兵装ベイとなっている。
機体各部はユニット化され、関節構造で可動。通常戦闘、高機動、長距離巡航それぞれに最適化されたモードへと各接続部をスライドさせる。アクティブステルス・フィールドジェネレーターの搭載でステルス性能、ヒッグスドライブ・シンクロナイズド警戒レーダーの搭載で索敵性能が向上している。
戦闘空母ヒュウガに搭載され、試験飛行隊が運用する。
活躍
2205第五話のイスカンダル星海上での暫定移民船団救出時においてヒアデス級護衛艦の弾幕を搔い潜り兵装ベイに搭載されている空対艦ミサイルを用いて第一波攻撃を仕掛けるものの,撃沈せず。本機の目玉である変形機構を用いてヒアデス級の損傷した機関部に機銃による一斉射によって沈めた。
余談
リメイクヤマトの地球サイドのメカを担当している玉盛順一郎氏が「2202に登場したコスモタイガーⅠを小さくするとどうなるかと」という試みから作られたのが本機である。この経緯から当初はコスモパイソンは山本機になる予定だった。
ちなみに玉盛氏は旧日本軍の局地戦闘機雷電をもじってコスモライディーンという名前にしたかったがメカデザインの明貴氏と脚本の岡氏から止められたらしい。新規キャラクターにキャロライン雷電がいるため名前被りをさけるためだと考えられる。