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CV寺井智之(アニメ版:小杉十郎太

概要

蛇女こと秘立蛇女子学園の有力スポンサーの一人で蛇女のみならず、多岐にわたる業種にも多額の出資を行う謎の出資者。見た目はアニメ版のみ容姿が異なるが、それ以外のタイトルでは共通の外見。家庭用ではEV以降は登場していない。

紅蓮、SV、真紅、NW、シノマスに登場するシリーズでもおなじみの敵役で、物語内では主にと因縁がある。真影にも彼を思わせる人物が登場しており逃げる途中で、斑鳩と少し会話をしている。

なお声優について、道元は斑鳩の義兄の村雨同様、ゲーム版とアニメ版で声優が異なり、ゲーム版では寺井智之、アニメ版では小杉十郎太が声優を担当している。

経歴とその目的

「Burst」では蛇女の幹部という記述があり、焔達が在籍していた当時は蛇女の運営組織に幹部級として名を連ねていた様子。

ただし、作中で彼以外にそれらしき人物は登場せず、単にスポンサーという意味で幹部と称されていたのか、本当に中枢として運営に携わっていたのかは曖昧になっている。

しかしSVにおいて蛇女の学校長・雅緋の父親を差し置いて、学園の代表とも取れるポジションに就いており、蛇女の中心人物として活動していたことが判明した。

元々は忍の出身で傀儡の術に長け、貪欲に力を追い求め、そのために妖魔について研究し、Burstでは蛇女に伝わる巨大妖魔の怨楼血の復活を目論んでいた。

真紅での最終目的は転生の珠、つまりかぐらの力を使って人間を越えた存在となり最強の力を手に入れること、そして妖魔の力で世界を掌握する事である。

 

様々な方面へ一個人で大企業並の出資を行う経済力を持ちながらもその資金の出所は謎だったが、妖魔を兵器として量産し、各国に売り捌く闇のビジネスによって荒稼ぎしていた模様。

「私にとって妖魔はビジネス、つまり金を稼ぐ手段の一つに過ぎない」と言っていることから他にも資金源となるものはあったと思われるが、そちらに言及されることは無く結局は不明。

 

しかし反面、金には全く執着が無いらしく、別に金などどうでもいいと言い放ち、転生の珠で神楽の力を得る事をロマンと評しており、そして「労せずして最強の力を手に入れる、この快感、素晴らしいと思わないか」と続けている。力を追い求める姿勢は誰よりも強かったが、そのために自ら鍛練して強くなろうという意識は欠けていたようだ。

Burstでは

「Burst」では声と名前のみ登場で、一部任務の概要欄にもスポンサーとして口出しさせてもらう、という旨のコメントがある。

方向性の違いから対立していた当時の蛇女選抜メンバーの様子見に訪れ、それぞれで戦い、勝った方に従えばよいと進言するなど、純粋な出資者としての一面も見せる。

しかしその後、蛇女子学園と半蔵学院の決戦の最中に現れ、焔に自身の真の目論見を明かす。

そして仲間を利用された事を知り激昂した彼女に斬り捨てられる。

だが、のちに直接の続編SVで判明したことだが、この時は変わり身の術で逃れていたらしい。

SVでは

「真影・紅蓮」(Burst)から半年が経過した、道元の行動は、ルートによって異なる。

紅蓮隊ルートにおいては、Burstで死亡したと思われていた出資者・道元が生存しており、新生選抜メンバー含む忍学生達のほとんどを傀儡の術で操っている。

彼はこれにより各地の忍学校に学炎祭という名目で攻撃を仕掛け、争いに呼応し出現した妖魔の力を我が物にしようと企んでいた。

しかし、焔紅蓮隊は旋風からの情報との助言もあり、蛇女に侵入。

旋風の犠牲もあり、道元は焔に部屋ごと斬られてとどめを刺され、野望は潰えた。

一方、蛇女ルートにおいては、そもそも選抜メンバーが正式に認可されておらず、ストーリーモードを通じて適性を判断するという、独自の状態でシナリオが展開されているため、こちらでは道元は影も形も見られず、上記のように忍学生達が洗脳されているような描写もないため彼の動向は不明。

SVにおける蛇女の様子は、上記2つのルートでしか描写されておらず、残る2つのルートでは最低限の顔見せしかしていない。

このため、道元がこの時代に生き残っているのが紅蓮隊ルート独自の設定なのか、あるいはどのルートでも生存しているのかは不明となっている。

真紅では

「真影・紅蓮」(Burst)から数か月が経過した、パラレルワールドの「真紅」における道元の行動は「SV」とはさらに異なる。

真紅では初期から黒幕として本格的に登場し、今度こそ野望を達成せんと暗躍。

真紅序盤にて、巨大妖魔とともに死亡したと思われていた道元は生存しており、天守閣を再度建て直し、そのまま出資者の立場で蛇女の体制は続いていた。

こちらの彼は独自に妖魔を研究しており、妖魔の力を活用し、世界を我が物にしようと企む。

焔紅蓮隊が蛇女を救おうと攻め入った際には、彼は妖魔を喰らってその力を体内に取り込み、自らも妖魔の力を得て、異形と化した。変身時のその姿は妖魔の力によって肉体が肥大しており、体色も赤くなり髪もたてがみのように変化した。

ちなみに彼が妖魔を喰らうシーンは直接手を伸ばして何かの幼虫にも見える小型の妖魔を取り出し、生きたままかぶりつき、そしてちゃんと完食するというグロテスクなものだが、躊躇いなく妖魔の踊り食いをやってのける辺り相当な力への執着が窺える。

さらにその後の修学旅行先でもかぐらの覚醒を促進すべく人型妖魔「妖魔衆」を差し向けつつ、計画の障害となる伝説の忍・半蔵や忍学生達を倒そうと次々と巨大妖魔を召喚。さらに、道元自体も妖魔化した肉体に傀儡の術をかけ、自身の肉体の限界をさらに解放した。

体型は以前の妖魔形態とあまり変わらないが、体色が青く変化したほか、肩、肘、膝に管状の突起があるのが特徴で、たてがみのような後ろ髪はさらに伸びた。

しかし二度の直接対決では敗北し、巨大妖魔さえも打ち破られる。それでも道元は巨大妖魔をも容易く倒した飛鳥と焔達の力量に狂喜し、その力を我が物にしようと最終手段として自ら怨楼血と一体化。飛鳥と焔の仲間達に加えて奈楽も取り込んだ。しかしその行為のせいで神楽は完全に覚醒することに。

激闘の末敗れた怨楼血は異空間に撤退するが、その直後、覚醒した神楽により倒され、完全に消滅した。力に魅入られ野望に呑まれた男の末路、それはあまりにも無様なものであった。メタ的にはこの作品で道元は本当に倒されたので、これ以降の家庭用作品には出演していない、が…

その他の作品では

…それ以降の作品での出番は無いと思いきや、更にパラレルワールドでのモバイル版では登場。

NewWaveでは戦姫衆と共謀し、Burst同様に蛇女を陥れる。だが最終的にはこの作品でも焔にとどめを刺される。しかし、のちの豹姫の話ではまだ生き残っているとも取れる描写もある。

シノビマスターではレイドイベントのプレイベント開始時のショートストーリーにおいて登場。忍基地のシノビらに興味を示し、レイドボスの巨大妖魔らとの関係性も匂わせるが、現在のところはメインシナリオに一切関わりは無い。

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