概要
ドラマタイトルの「35歳の高校生」その人。普通の高校生たちに比べるとかなり年齢が上なことからクラスメイトからは「オバサン」「ババア」と呼ばれており、名前の「馬場亜矢子(ばばあやこ)」にも「ババア」が含まれていることをネタにされた。
周りの空気を読まず、自分の言いたいことはハッキリというタイプなため、スクールカーストによって自分の立ち位置を気にする人がほとんどの3年A組の中ではかなり異質な存在。あまりにも自分の若い頃と環境が違うため、今の高校生事情に頭を悩ますことも。口癖は「意味不明」。
生徒という立場でありながら大人でもあるため、担任の小泉からは都合のいいように使われやすく、「アイツいると楽だなぁ」と言われたこともある。時に破天荒な行動を起こしてクラスを騒がせるが、その行動によって次第にスクールカーストをなくしていき、序盤に助けた長谷川、山下、三枝、大竹の4人とは親友になる。
転入する前は様々な職業に就いていたこともあってか一通り何でも出来る万能型(三枝のイメチェンを手伝ってイケてる男子にする、刃物を持った数人を相手に圧倒する、陸上部のエースである国分とほぼ変わらないタイムを叩き出すなど)。サバイバルキャンプでの自給自足生活でも、大いに活躍し、持ち前の知識でクラスメイトと共に美味しいご飯を作った。学業も概ね優秀だが、国語だけはやや苦手。
主な行動
- 転入初日、派手な高級外車で通学し、派手な格好で始業式に堂々と乱入。生徒からは誰かの保護者と間違えられる。
- クラスでのホームルームで「友達100人つくる」と豪語する。
- 三軍男子に偽物のチケットを売ろうとする土屋たち一軍男子を見つけた途端「詐欺」だとして警察に通報し、パトカーを呼ぶ。
- トイレで弁当の匂いを感じ、そこで食べてる長谷川に堂々と声をかける(それを一軍女子に聞かれ、彼女が便所飯をしていることがクラス全体に広まってしまう結果となる)。
- 再び学校にきた長谷川がいじめられ、トイレに閉じこもってリストカットをしようとすると、そのトイレを消化器でぶち壊す。
- 目安箱に入っていた「たすけて」と書いていた紙をみつけ、小泉に「誰が書いたのか調べろ」と頼まれると、1人で音楽を聴いていた阿久津に直接「いじめられてない?」ときく。
- 小泉に「生徒に聞き回るな」と言われると、保護者に「イジメを示唆する投書があった」と書いた紙を送る。
- 引ったくりを起こした山下を止めると、そのバッグの持ち主から引ったくり犯だと勘違いされる。
- 「たすけて」と書かれた投書の指紋と山下のノートの指紋を照合する(実際は失敗していた)。
- 仲が拗れた三枝と大竹にお互いが書いたと思わせるような手紙を渡し、直接喧嘩させて仲直りさせる。
- 猿渡の冤罪を晴らすため、バッグをもったまま痴漢できるか検証するが、「荷物もったまま鷲掴みして」と三枝に命令した結果、三枝が荷物を下ろして鷲掴みしたことによってキレる。
- 学校を休んだ羽鳥を連れ戻すために彼女が勤めていたキャバクラにいって、自分も働き羽鳥からNo.1の座を奪う。
- 拉致された羽鳥を助けるが、助けた途端彼女をビンタする(羽鳥にお金を貸す代わりに学校に戻ってくるよう約束し、それを羽鳥が破ったため)。
- 怪我した国分に変わり、陸上大会に出場しようとするが、年齢制限に引っかかり出場不可ということが判明。その結果、衛藤が出場することになり、馬場はマネージャーになる。
- ティーンコートで工藤の弁護人を務めることになるが、「カメラに詳しい」という理由で泉を犯人だと主張する工藤に対し、「ちょっと弱いよね、ただの思い込みって感じ」と逆に追い詰める。
- 更に、カメラの写真から泉が犯人だとほぼ確定し、工藤の勝訴が確実になってきた流れで、彼女の発言の矛盾点を指摘し、またもや追い詰める。