スカマ・エルベロ
すかまえるべろ
CV:喜多村英梨
概要
リ・エスティーゼ王国の北方都市、エ・ナイウルを拠点とするミスリル級冒険者チーム、『四武器』のリーダーの女戦士。
『四武器』はその名の通り4人組のチームであり、女神官のリリネット・ピアニ、盗賊の男、魔法詠唱者(マジック・キャスター)の男で構成された、バランスの良いチーム。
人物像
チームの宣伝に腐心している。その一例として、元は王国では珍しくない金髪だったのを宣伝効果を狙って黒に染めたのだが、モモン率いるチーム『漆黒』が台頭した事で、冒険者業界では黒=モモンのイメージが浸透してしまい(その相棒のナーベが美しい黒髪なのも加えて)、現在は白に染めている。
その事から、チーム名に色を入れずシンプルに『四武器』にしたのは、間違いじゃなかったと密かに思っている。
容姿
作中では白に染めた髪以外の記述は無いが、書籍版14巻の挿し絵ではポピュラーな西洋鎧、『ミラノ式甲冑』に酷似した鎧を装着している。
アニメでは四期第9話で登場したが、本編よりも先んじてOPで仲間達と共に登場している。
アニメ公式Twitterで公開されたビジュアルはこちら。https://mobile.twitter.com/over_lord_anime/status/1564644110513844224
強さ
エ・ナイウルで最高位の冒険者チームのリーダーだけあり、豊富な戦闘経験を誇る。
14巻の都市防衛戦では指揮を任され、守備隊の魔法詠唱者の詳細を全て把握し、敵を分析しながら作戦を立案する高い指揮能力を見せた。
当人の強さは、数多の支援魔法で身体能力を向上させて、ようやく死の騎士(デス・ナイト)と渡り合える程度(しかし死の騎士の攻撃は防げても、攻撃は届かなかった)。
主な使用武技
- 重要塞
防御系の技。恐らく名前からして、《要塞》の上位互換と思われる。
装備
- トマホーク
固有名詞の有無は不明。『二重(ドッペル)』という能力を持つ(アニメでは、本体のトマホークの真横に半透明の分身体の様な物を出現させ、その2本で死の騎士と戦った)。
作中の動向
初登場は14巻の2章から。アインズ・ウール・ゴウン魔導国の侵攻が都市に迫った事で、王国を捨てる算段をしつつ防衛線に参加した。
死の騎士を始めとするアンデッドの軍勢の強さに逃走を諦め、仲間を逃がす時間稼ぎをする覚悟を決めるが、その直後に現れたパワードスーツを装備したアズスが、瞬く間にアンデッドの軍勢を蹴散らしたお陰で、九死に一生を得た。その後は不明。
余談
アニメ四期のOPでは上述の通り仲間達と共に登場しているが、スカマに関してはサビの部分で8秒近い長さの出番が与えられており、優遇されている。