緒方シュウ
おがたしゅう
概要
本作の主人公。悪魔の少女キサラと共に悪魔退治専門の会社「イサム&シュウ事務所」を経営している。
しかし、勢い余って独立した為に経済力は皆無に等しい。
得た金は食費や電気ガス代、携帯電話の料金などの生活費よりも、武器弾薬の購入、情報収集といったD災害案件(とギャンブル費)に注ぎ込んでるために、人間としての生活を投げ捨てているに等しい。
キサラとの契約には「思い出」を代償にしている。
代償とした「思い出」、即ち記憶を差し出してるため、過去の人間関係の記憶を片っ端から消費している。
その記憶は全てキサラの中にあり、その記憶の中の相手がシュウと再会しても、差し出した今のシュウにとっては初対面同然の扱いとなっている。
戦闘で記憶を差し出した際は、記憶を差し出す直前の記憶も含んでるため、目覚めた後の状況はほとんど理解できず、掌へのメモ書きによる最低限の状況把握で行動している。
これは、記憶消費が行き過ぎれば何も感じなくなってしまうという事であり…。
記憶を代償にした契約では、キサラの牙を使った弾丸が再生能力持ちの悪魔に対する有効手段となっている。
戦闘はキサラが担当し、トドメはシュウが行う。
家族は父のイサム(CV:土田大)、母のサユリ(CV:酒井玲)、妹のカンナがいたが、過去のある事件で死別。マイルズ・モーガン(CV:松田健一郎)に現場から助けられ、彼に育てられた。
彼が悪魔退治を行うのも、この事件の真相に近づく為である。
元カノの夕桐アヤノとは赤ん坊の頃から(この時、アヤノは幼稚園児であった)の付き合いで、記憶を失いつつも、彼女を守るためならばと彼女と過ごした記憶を投げ捨てる事も厭わない。
シャロン・ホーリーグレイル曰く、過去には女が何人もいたらしく、シャロンもその一人(とある事情からヤリ逃げしている)。
関連タグ
五十嵐一輝:契約で悪魔を借りるたびに思い出や記憶を失う繋がり。
この先、ネタバレ注意
悪魔憑きの事件を解決していく中で常に真摯に向き合ってくれる三上との仲が深まっていく。世間では過去の事件(シュウが家族と死別した事件)はイサムの失態とされており、幼い頃からの付き合いのある面々とキサラ以外では初めてイサムの無実を信じてくれたのが三上であった。
シャロンの襲撃騒動後、三上の働きによって「代理人」なる存在が暗躍しており、常に先手を打っていることが判明した。
調査が順調に進んでいた矢先、一足先に「代理人」の正体に気付いた三上が通話中に殺害されてしまう。シャロンから「火事場泥棒は現場にいる」というヒントとシュウに情報を流していた人物の協力を得たシュウは遂に「代理人」を特定した。