概要
それぞれケヴェスとアグヌスの兵士ということで当初は敵対していたが、作戦中のハプニングによってウロボロスになったことで自国の兵士に襲われ、帰る場所を失ったために共闘関係となる。互いに自己紹介を済ませつつも最後まで馴れ合う気の無さそうなランツだったが、セナと筋トレの趣味が合っていたためか翌日にはすっかり意気投合していた。
一見ただの筋トレ仲間といった関係だが、インタリンクしてランツがセナの過去を漠然と見てからは彼女の自信不足を気に掛けるようになり、自信に溢れるランツを羨望するセナに対して「虚勢を張ってるだけで本当の俺はもっと弱い。セナと同じだ」「弱いなら強くなれる」(意訳)とフォローを入れ、セナを精神面で支える兄貴分としての一面を見せるようになる。
一方で純粋な身体能力面では意外なことにセナの方が勝っており、野営中に見られる腕立て伏せでは、ランツは動きが鈍る時があるのに対してセナは全くそうなる気配が無かったり、ランツが彼女のハンマーを持って「パワーアシストを使わずにこれを振り回すなんてすごい」と感心する一面もある。
しかし、ランツはノアを、セナはミオを"絶対に守るべき大切な仲間"と考えており、ノアやミオが危険な目に遭った際には、二人を守れるくらいなら自分の命を捧げる事も平然とする危なっかしさも兼ね備えている。
総じて、二人は「互いに強さを求め競い合う友達」のような関係であり、ノアミオのように明確に互いを異性として認識しているような描写は殆ど感じられない。(人前で堂々と全裸になろうとするランツを、セナが後ろからド突くなど全くでは無い)