「ずっと考えてたんだ。私に何ができるのか、何を残せるのか--- って。」
プロフィール
概要
本作の主人公の一人で、アグヌスの”おくりびと”。
他のメンバーより1つ年上なのもあって皆から頼られているが、物語開始時点で「成人」まで残り3ヶ月ほど。
それ故か、日記を書いて日々の出来事を書き留めるのが趣味。
生真面目で優しい性格で、穏やかな口調で話す。
一方、時折勝気な一面を見せることもあり、感情を昂らせた時には一変して激しい口調になる。特に人の命を軽視したり弄ぶような発言・行為に対しては人一倍激昂することも。
見た目の通り、熱いものや暑い場所が苦手で、砂漠地帯を歩いていた時には直射日光でダウン寸前にまで弱り、料理の味見の際には息で冷まして尚熱いと感じるほど。逆に寒い場所はそこそこ耐性はある様子。
戦闘能力
100メテリ(恐らく現実世界でいうところの100メートルにあたる)7秒台というかなりの俊足の持ち主であり、その敏捷性と反応速度で敵の注目を引きつけてはその攻撃を素早く躱す。過去作で言うダンバンやメレフのような回避盾のポジションである。
またそのスピードを乗せた右ストレートでメビウスを大きく吹き飛ばすなどの意外な一面を覗かせることもある。
クラス | 疾風士(ディフェンダー) |
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タレントアーツ |
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アーツ |
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スキル |
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チェインオーダー | 疾風迅雷:アタッカー・ヒーラーのヘイト減少 |
ウロボロス
タレントアーツ | レゾナンスエッジ:自分周囲物理攻撃、回避、瀕死の敵を一定確率で戦闘不能(ボス・ユニーク除く) |
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アーツ |
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スキル |
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ウロボロスオーダー | 転瞬千撃:ダメージ倍率が大幅に増加、アタッカー・ヒーラーのヘイト減少 |
元の素早さが非常に高いため攻撃を回避しやすい回避盾というべき性能。またヘイトを稼いだり攻撃を躱すアーツに恵まれている他、手数が多いため序盤からアーツをどんどん使用できる。
終盤のイベント後に取得できる新たなタレントアーツ「ドミニオンフラワー」は防御無視の範囲攻撃。多数の敵にも対応できるようになる。タレントアーツなので発動条件がやや重い、と思いきやディフェンダーは敵を引きつけ回避や妨害をすることでリキャストが溜まるので火力面でも貢献できるようになる。
ウロボロスでも同じようにレイディアントリングで引きつけておけば「先読み」と「猛反撃」の効果で回避するだけで相手にダメージが入っていく。
ちなみに、バタフライエッジは『2』のニア(ツインリング)、ワイドスラッシュはレックス(ツインリング)、エアファングは『初代』のフィオルンと同じアーツ名。
関連イラスト
関連タグ
ニア(ゼノブレイド2)・・・猫耳や髪色、扱う武器、更には胸のクリスタル、果てには寝ている姿勢さえもそっくり。
ネタバレ注意
アグヌスキャッスル直下の収容所からゴンドウを脱獄させる作戦において、執政官エヌとエムに阻まれ、ウロボロス一行は拘束、投獄されてしまう。
その場で処断も可能であったにも拘らず、エヌは"余興"と称してウロボロス一行を牢獄に閉じ込めた。その理由はミオの命の刻印を全うさせるため。成人の儀で消滅させる手段を思いついたのである。
エヌの"余興"に否応なく付き合わされ、獄中で何もできないまま約一月を過ごすことになってしまう一行。希望を捨てず、しかしながら疲弊と悲壮に徐々に囚われていく中、意図的に牢屋を分けられていたミオは「覚悟を決めた」と言い、心中を言い渡す。
「私--- 生きたい
生きて もっと---
色んなことを知りたい
ノアと 色んなものが見たい---」
――成人の儀当日、処刑される者として並ばされる一行。そしてアグヌスの女王の前へと向かわされるミオ。
堪らず体が動き出してしまうノアだが当然の如くアグヌス兵に抑え込まれてしまう。
ただただ何もできぬままその刻は来る。
既に体から粒子が出始めたミオは振り返って言う。
「ありがとう ノア」
悲しむ猶予など当然与えられず、続けてノアたちの処刑の番となる。
処刑人としてノアの横に立ったエヌは己の剣をノアの首に向かって振り降ろす。
・・・が、その処刑はエヌの動きを一時拘束する形で止められる。とめたのはエム・・・ではなくミオ。
「ごめんね---
髪、少し伸びちゃったけど---
一緒に、歩いてくれるかな?
ノア---」
実は消滅したのはエム。というのもメビウスとして生きることに苦痛を感じていた彼女はエヌを止めたいと願っていた。メビウスの能力で最初にミオと入れ替わった時に成人間際だと知り、ミオに思いを託すことを決めた。
エムの肉体を手に入れて生き延びることとなったミオだが、エムが持つメビウスの能力はいつの間にか剥奪された模様。おそらくエヌたちを退けたタイミングでゼットが直々に手を打ったと思われる。
このイベント後、オプションでロングヘアーにできるようになるが、本人は「洗うのが大変」と好みではない様子。
余談
ムービー中でメビウスになる前のエム(ミオ)の描写があるが、髪に赤いリボンの編み込みをしているのは本編のミオのみという特徴がある。
アップデートVer.2.2.0で操作キャラクターのノア、ミオにそれぞれエヌ、エムの衣装をファッション装備させられるようになったが、このファッション装備によってミオにエムの衣装を着せてロングヘアにしても赤いリボンは身に着けた状態である。そのため、6話序盤で操作できるエム入れ替わり直後のモデルとは厳密には別物である。