ノアミオ

のあみお

ゼノブレイド3に登場するノアとミオのカップリングタグ。

概要

「ノアミオ」とは、ゼノブレイド3に登場する、ノアとミオのカップリングタグ。

ストーリーに於いては

対立するケヴェスとアグヌスの兵士という立場上、初めは敵対して出会うが、ウロボロスとなってインタリンクした事で互いの気持ちや過去を把握し、以降は相棒という関係になる。

兵士であると同時におくりびとであることからも、二人の命への想いや世界への気持ちには重なるものがあり、時にはすれ違いから気持ちをぶつけあったり、それを乗り越えて笛を交換しあったりする等、旅を続ける内に他のメンバーよりも距離が縮まっていく様子が見られる。

関連イラスト

无题bytharsis

ゼノブレ落書き詰めbyみぞれ動きだす2人の時間by拓海

関連項目

ゼノブレイド3 ノア ミオ タイユニ ランセナ

ストーリー後半に於いては

以下、重大なネタバレ注意

ノアとミオはこの世界の理を超えて尚、幾度となく巡り合う存在であることが判明する。

成人や戦死、数え切れぬ命の再生と記憶の消失を経ても、その度に二人は出会い親愛の仲となる、まさに運命の二人。

だがその結末は、メビウスに戦いを挑み敗北する結末。メビウスとの戦いを放棄し、逃げ出した先の道半ばにて寄り添いながら息絶える結末。子供を授かり家庭を築くものの、命の刻限を迎えて子供を残し消滅する結末など、どれも悲惨といえるもの。

さらにはメビウスの首魁、ゼットに唆されメビウスとなったノアは他の全てを投げ売ってミオだけを救い、永遠の二人の時間を望むようになるなど、非常に重く、歪みさえ感じられる愛が二人の間にはある。

主人公とそのヒロインである今のノアとミオは、そんなかつてのノアとミオが抱いた後悔が具現化した残影であり、願いの象徴でもある。

このような背景から、二人は公式カップリングであり、明確に恋愛感情を伴った関係であることがはっきりしている。

本編中でもその様子は窺う事ができ、シティーで人間本来の姿やそれに至る過程を学んだ二人が、シティーにいる男女の様子を見てから、不意に目を合わして気まずそうな雰囲気になるなど、互いに異性として認識している様子が見られる。また、ノアは比較的達観した性格の人物ではあるが、ミオの命に危険が及ぶ事態になると感情的になって誰よりも激昂し、落胆する事からも、旅の相棒以上の関係性を窺い知れる。

そんなノアとミオだが、エンディングではついに・・・

ちなみにそのような存在となった理由については作中では語られていないが、オフィシャルアートワークスにて「兵士としてアイオニオンに生み出された者の中で、ノアが飛び抜けてニヒリズムを否定できる超人になれる才能を持っていた」事が示唆されている。恐らくミオもノアに匹敵する才能を持っており、故に揃ってアイオニオンのイレギュラーとして機能し、幾度となく巡り会う運命を背負う事になったと考えられる。これらについてはフリードリヒ・ニーチェの哲学論に由来するものと思われる。

だがゼットの抵抗ゆえに毎回悲惨な末路を辿り、最終的にノアがゼットに才能自体を奪われる事態となりメビウス達の勝ちが決まったかと思われたが、エヌと化しても尚心の奥底にあったノアの自立心が自身の残影を生み出す事となり、同時にエムと化したミオも自身の復活の理由及びノアの末路を非常に悔いた事による自立心から自身の残影が生まれ、再びアイオニオンのイレギュラーの二人が生まれる事となり、最終的にアイオニオンの決着に繋がった...と考えられる。