概要
2人の関係はウロボロス陣営の各ペアと同様に敵対し合っている。
何度も戦った故か所謂好敵手の関係になっており、互いに真の決着を望んでいる。
なお、戦い自体は鉄巨神を用いた機動兵器によって行われており、生身での戦闘の描写は一度もない。
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ゼノブレイド3 ゼノブレイドシリーズのコンビ・カップリングタグ一覧
経歴(ストーリー終盤までのネタバレ注意!)
執政官ことメビウスによって運命を振り回されることとなる二人。
その関係性は物語が進むごとに大きく変化していく…。
それぞれ異なる理由でメビウスに弱みを握られた二人は戦闘に用いる同じ鉄巨神を与えられ、ウロボロス一行への障害として立ちはだかることを余儀なくされる。
しかし一行との戦闘の最中、この場で真の決着をつけようと言わんばかりに二人で戦闘を始めてしまう。
鉄巨神のエネルギーと搭乗者自身の命が直結するという人質としての機能も無視し、ただただ自由に戦い続けた。
「この高揚感、高まるぞ!エセル!」
「私もだ、カムナビ!」
鉄巨神の損傷と消耗の果てについに火時計のエネルギーが尽き、二人は消滅。限られた選択肢の中で己が為に戦うことを選び、満足感を得ながら果てていったのだった…。
しかし、この戦いの後に判明する兵士達の死と再生のサイクルによって、エセルは1期の姿で、カムナビはメビウスの実験体として生前と変わらぬ姿で再生させられる。
紆余曲折を経て、二人はシティーで再び出会うことになる。
何の因果か、二人はそれぞれ以前の記憶をおぼろげに、そして無自覚ながらも知覚していた。
「しばらく俺に、彼女を任せておくことはできないか」
「彼女には自由でいてほしい。何故かは分からぬが---、そう思うのだ」
エセルの処遇を決める過程でのカムナビの提案により、二人は兄妹…というよりも親子の関係となった。
人間の年齢換算で言えば10歳と19歳であり、親子というよりは年の差がある兄妹と称すのが適切なはずだが、カムナビが精悍な顔つきであるために親子の印象が強い。しかもシティーの副官であるトラビスにも「子育て」と称されているのも親子の印象に拍車をかけている。
なお、生前と変わらぬ姿で再生させる機械を見つけることで最終的にはエセルも10期の姿に成長させる選択も可能。
「お前が道を示してくれたように、今度は私が標となってみせよう」
以前よりもより対等な関係となった二人は自分らしく生きるための答えを探す道を往くパートナーの関係となるのだった。