松橋登
まつはしのぼる
松橋登とは、日本の俳優、声優。
概要
千葉県市川市出身。上智大学外国語学部フランス語科中退。いむらプロ、宮前寿美子事務所、アルファエージェンシーを経て、町田英子事務所に所属。
大学中退後、1967年に劇団四季に入団、同劇団のホープとして『ハムレット』『白痴』などで主役を演じ注目を浴びる。1970年には松竹の『青春大全集』で吉永小百合の相手役に抜擢されて映画界にも進出。
繊細な個性を活かして声優としても活動し、70〜80年代の外画吹き替えではジュリアーノ・ジェンマやジョン・ローン、レオン・カーフェイ、カイル・マクラクランなどの美形俳優を多く担当。単なる二枚目の主役のみならず、甘いマスクの内面に狂気を秘めたサイコパスといったエキセントリックな役柄など様々な役をこなし、現在の宮本充や平川大輔のようなポジションにあった。