日立電鉄
ひたちでんてつ
かつて茨城県に存在した中小私鉄。
概要
日立製作所の傘下にあった鉄道会社。2005年3月まで常北太田駅~鮎川駅間を結ぶ日立電鉄線を運営していたが赤字が嵩んで全線廃止となった。鉄道線廃止時に在籍していた乗務員のうち半数は首都圏新都市鉄道へと移籍、そして会社そのものは鉄道清算事業として存続し2012年に清算を完了、消滅した。
1999年に分離したバス部門「日立電鉄バス」を前身とする「日立電鉄交通サービス」と、「日立電鉄タクシー」などタクシー会社3社がグループ企業として存続。そして廃線跡は「日立電鉄交通サービス」運営のバス高速輸送システムの路線「ひたちBRT」へ活用された。
「日立電鉄交通サービス」は2019年5月1日付で「茨城交通」と経営統合・合併。