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Insanity!sansの編集履歴

2022-10-20 15:28:28 バージョン

Insanity!sans

いんさにてぃさんず

Insanity!sansとは、UNDERTALEのAU作品の中のAUSansの1人。作者はZero Danteero氏だが、権利者はUTF氏。2018年6月9日に誕生したとされる。

「ビビってりゃいいのに、お前は俺と戦うつもりか?」


「光が見えなくなるまで串刺しにしてやるよ」


Insanity Sans Vs. Frisk Short Music Videoより引用


この記事に記述されているストーリーは公式解説動画で言及されているものです。


概要

Insanity!sansとはAUSansの1人である。

因みにInsanityとは精神異常(錯乱)、狂気、愚行という意味である。

基本的に「狂気のサンズ」として知られている存在。

また、見た目のインパクトがかなり強いため、初めて見た人から怖がられることも多い。


人物

虐殺系AUの1人。


一切の容赦がなく、目に入ったものすべてを破壊し、殺し尽くす。そして暴虐の限りを尽くす中、Insanity!sansはその全てを心の底から楽しんでいる。

Chara‬との出会いでリセットという概念を知り、虐殺を繰り広げてもやり直せる力を手に入れたInsanity!sansはリセットを何度も行い、何度も仲間達を殺しているという。


不自然、または不気味にすら思えるほど、異常に大きい笑みを常に浮かべている。瞳は不釣り合いなくらい小さく、誰かを殺害したり、ただぼうっと突っ立っている時、不安定に揺れることがある。

服装などは本家Sansとそう変わらないものの、よく見るとパーカーやズボンはボロボロ。モンスターの死骸であるチリもこびりついている他、歯や手に血液が付着している。

何故血がついているのかは不明だが、落ちてきた人間でも殺したからだろうか。また、血飛沫についてはファンの間で様々な考察が行われている。

頭にヒビができているのは、Insanity!sansに襲われた/立ち向かった者達がInsanity!sansを倒すべく攻撃したからである。


そして彼最大の特徴であり、初見時には何よりも印象深いものであろう、左手に実の弟であるPapyrusの頭を持っている。

Papyrusの生首には下顎が無く、鋭い骨が突き刺さっている。

Insanity!sansは自分の異常性と狂気、そして出会った相手に恐怖を与えるために、常にPapyrusの頭を持ち運び、そうそう手放すことはない。


なお、Papyrusの目からは涙と思しき液体が常時流れており、更に表情も苦痛に満ちたものであることから、Papyrusはまだ生きている可能性がある。


Insanity!sansは些細であろうとも物音が聞こえたり、視界の隅で虫が動くだけでも容赦なく攻撃を行う。しかし誰かと戦っている時などは相手に集中しているので一切構わなくなる。

戦う時にはアドレナリンが充満する。悪意に満ちた攻撃を行い、狂気的かつ強力なパワーでもって相手に殴りかかる。

また、Insanity!sansは後述の理由により、誰に対しても愛情などを感じることができない。誰かと仲良くするというのは土台無理な話なのである。


また、Insanity!sansは言葉こそ一応話せるものの、その言葉を他者に投げかけることはほとんどない。まともな会話もできないほど頭がやられてしまっているからである。彼の言葉の大部分は言うまでもないが悪意と狂気に満ちたもので、ぶつぶつと独り言を言い続けたりして自らの狂気を見せつける。


救いようのない悪逆非道さ、狂気に満たされた邪悪極まる精神、そして彼の決意がもたらす無尽蔵の強大なパワー故に、Insanity!sansはしばしば「無敵」と評される。


ストーリー


Gasterがとある実験のため、Sansにとある化学物質(これについては考察欄にて後述)を注入した結果、Sansからは「愛情」「幸福」「常識」「共感」などといった感情が完全に失われてしまう。

そして空っぽの精神は膨れ上がる狂気に呑み込まれ、Sansの精神は完全に崩壊してしまい、結果Insanity!sansは生まれてしまった。

理性など吹き飛び、狂気そのものと化してしまったSansは、瞬く間に家族や友人はおろか、地下世界のモンスターを虐殺して回っていった。


そして文字通り地下世界の住民を皆殺しにしたInsanity!sansはとうとう、何より守るべき存在であった、自分の弟であるPapyrusすらも殺してしまうのだった…。



Chara‬は虐殺を開始しようとした。

しかし、誰もがその姿を見せないことにすぐに気づいた。

時折Sansの姿を見掛けることがあるが彼はすぐに消えてしまう。

探索を続けても何も収穫は得られず、ついに最後の回廊に辿り着く。


そこにはSansが立っていた。体を破壊され、下顎も抉られて串刺しにされているPapyrusを手に握っているSansは痙攣を始め、突然‪Chara‬に攻撃した。

Papyrusの生首を放り出して‪Chara‬に飛びかかり、鋭い骨で串刺しにしたり、直接殴り殺したり、無尽蔵のパワーで‪Chara‬を何度も何度も殺害するのだった。


‪Chara‬は安全なメインメニューで延々とSansを倒すための策を考えている。未だに良策は浮かんでいない。いつかSansを倒せる計画が完成する日が来るのだろうか…?


能力

虐殺を行っていることでLvがとても高まっているため、ステータスが上がっている(後述の理由により、上昇しているのはATKのみと推察されている)。

  • 鋭い骨

他のAU Sansとは異なり、Insanity!sansの使う骨は先端が非常に鋭く、大きなダメージを与えやすくなっている。大きさ長さは自由に決められ、手に持ったり、飛ばすなどして、相手を串刺しにする。

  • 殴打

ただ純粋にぶん殴る。当然威力はそこらのパンチとは比べ物にならないほど高い。Insanity!sansは、テレキネシスやブラスターを使うよりも殴ることの方が多い。彼は主に、自分の手を直接使う戦闘を好むからである。

  • ブラスター

普通のガスターブラスターと変わらないが、ヒビ割れており、下顎には血液のようなものがついている。Insanity!sansはこれをあまり好んでおらず、そのため使用頻度は極めて低い。たまーに思い出したように使う程度。

注意

Insanity!sansのブラスターのデザインはFanonです。Canonのデザインはありません。

  • 重力操作

原作でもお馴染みの、腕を上下左右に振るアレ。この能力も使われることは皆無。繰り返すが、Insanity!sansは自らの手を直接使う戦闘スタイルを好む。

  • ショートカット

どこへでも瞬時に移動することができる。

  • リセット

強い決意を抱くことで使用できる力。何度も虐殺を繰り広げるためだけに使っている。


Insanity!sansの体は決して頑強とは言えない。しかし、その体に秘めているエネルギーは無限であると言っていい。


注意

Insanity!sansはPapyrusの頭を武器として使用することはありません。攻撃に使うこともありません。


関係


  • Gaster

父親と考えられている存在。サンズをInsanity!sansに変貌させた張本人。とはいえ、サンズの精神を崩壊させようとは考えておらず、意図的にInsanity!sansという存在を生み出そうと考えていたわけでもなかったようだ。

  • Papyrus

弟。Insanity!sansは彼を拷問し、殺害した。そしてPapyrusの頭から下の部位と下顎を破壊し、最後に骨で串刺しにした。他にも似たようなことはやってきたらしいが、その中でもPapyrusのトロフィーは大のお気に入りであるようだ。

  • Frisk

ただの獲物という認識でしかなく、それ以外特に思っている事はない。

  • ‪Chara‬

憎悪の対象であるようだ。虐殺の邪魔になりそうだからだろうか。


Insanity!sansについての豆知識


  • キャラクターの作者はZero Danteero氏だが、2022年10月17日にUTF氏へ正式に権利が譲渡された。クレジットを載せる際は注意しよう。

  • BGMはZero Danteero氏自ら作曲されたもの。高い人気があり、UndertaleAUのBGM動画の中でもかなりの再生回数を誇る。
  • Mirrored_insanityのPhase3にて、Insanity!sansは頭や眼窩から血液らしきものを垂れ流す状態に変化するが、これはFanon(非公式)のデザインである。
  • Murder_Time_Trioでは、Horror!sansと入れ替わる形で出現する。
  • Former_Time_Trioでは、終始メンバーとして戦闘に参加している。なお、Phase2、3での形態はどちらもFanonである。
  • Mirrored_insanityではMurder!sansと戦う。
  • Madness SansというSansのBGM動画が同氏によって投稿されている。容姿が非常にInsanity!sansに似ているが、Insanity!sansとは別物である。なお、こちらは全く情報がない謎のキャラクターとなっている。

  • デザインについて

パーカーのチャックが閉じられているのか開いているのかわからない、という方が稀に見受けられる。これに関しては、絵柄上閉じているように見えるだけとも言われている。つまり、特に気にする必要はない。


  • Insanitytaleについて

Insanity!sansが登場するAUを「Insanitytale」と呼称する人がいるが、これは完全に間違っている。

「Insanitytale」に登場するのはこの記事のInsanity!sansとは全く関係ない別のAUキャラクターである。

同じようにInsanitytale_Last_ResetというAUがあるが、これも間違いである。この AUにはInsanity!sansこそ登場するものの、これは作者が「Insanity!sansはInsanitytaleに登場する」と誤認していたためで、断じてInsanity!sansは「Insanitytale」の住民ではない。


  • Dirtytaleについて

2020年後半頃に、Insanity!sansの所有権をめぐるちょっとした出来事があった。あるYouTuberがInsanity!sansの「公式」所有権を得ていると名乗りだし、ストーリー全体を再構築してInsanity!sansを「Dirtytale」というAUに再分類したのである。この名前は、Insanity!sansが〝Dirty Brother Killer(薄汚れた兄弟殺し)〟であったことからつけられたもの。

しかし記事の冒頭にあるように、Insanity!sansの作者はZero Danteero氏であり、氏はInsanity!sansの所属するAUが「Dirtytale」であると発言していない。


  • 結局AU名は何?

公式な解説動画でもついにAU名が語られることはなかったため、結局のところInsanity!sansの所属するAUの名は不明なままである。

ここ最近、一部の間では「Undertale:Insanity」という名が使われてきている。今のところ、これが最もInsanity!sansを表すAU名にふさわしいものかと思われるが、これも公式な呼び名ではないので気をつけよう。どうしてもAU名を一緒に添付しておきたい場合にのみ使うようにしよう。


  • ストーリーについて

一体いつ出た話なのか全く不明だが、Insanity!sansの間違ったストーリーに「Sansは寄生されている」といったものがある。


「Gルートを何度も繰り返され、自身も何度も敗北してしまったSansは研究所へ赴き、決意の薬を自分に投与した。

それは成功し、決意の力を手に入れたSansは‪Chara‬を倒しGルートを止めることに成功した。

しかし決意の薬にはある寄生虫が混入しており、それに寄生されてしまったSansは少しずつ着実に狂っていき、そして最後には完全に狂ってしまい自分で虐殺を繰り広げるようになってしまった………」


といった感じのストーリーである。

しかしこれは当然であるがFanonであり公式なものではない。

しかもこのストーリーの出所は一切不明であり、いつどこから広まったのか全くの謎である。

Insanity!sans本来のストーリーはこの記事で解説されているものであるので、間違ってもこのFanonストーリーを広めないように気をつけよう。


Insanity!sansに関する考察

ここに載っている情報や説などは、全てファンの考察であり、公式からハッキリと明言されているわけではないということを念頭においてください。


  • Insanity!sansの奇行

彼の狂気的な奇行のうち一つに、「自らが殺めた者の動きを何度も繰り返す」というものがある。おそらく、死に抗おうとする犠牲者の足掻きが面白くて仕方ないのだろうと考えられている。


  • こびりついている血液らしきものについて

Insanity!sansに付着している血液らしきものは、実際には血液ではなく、彼自身の決意の表れであるという説がある。


  • Insanity!sansのステータス等について

Zero氏が投稿している「Insanity Sans VS. Frisk」という動画内で、Friskのパートで「一撃で倒せる」という歌詞がある。このことから、Murder!SansやKiller!Sansなどとは違い、Insanity!sansはLv値は高くても防御力は高くない上(体が頑強ではないということから)、HPも高くはないとファンの間で考察されている。


  • 化学物質について

Insanity!sansを狂わせたのは化学物質だと公式紹介動画でも解説されているが、Insanity!sansはリセットを行使できるため、実際に打たれたのは決意であると考えられている。決意がなければリセットは使えないからだ。


  • 決意を注入されたのになぜ溶けなかったのか

では、なぜSansは決意を注入されたのに溶けることなくAmalgamにならなかったのか。

ここで化学物質という言葉がキーワードになる。ファンの間では、決意とはいっても、完全に純粋な決意ではなかったのではないかと言われている。つまり、決意の他に何か別の物質が合成されていたのではないかという説である。

おそらくその混ざっていた別の何かによりInsanity!sansはAmalgam化を免れ、狂ってしまったのではないかと考えられている。


関連イラスト

INSANITY!!SANS イラスト

Insanity!sans  描いてみた


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