『BECK』の登場人物。
CV: 大畑伸太郎 / Vo:TATSUZO(from YKZ)
ロックバンド:BECK(英名:モンゴリアン・チョップ・スクワッド、通称M.C.S)のヴォーカル兼ラッパー。また、口達者であることからMCも担当する盛り上げ役。
概要
16歳。ケンカっぱやく、曲がったことが大嫌い。コユキとサク(桜井)が入学した高校の先輩だった(それで不良グループに目をつけられそうになったとき、一難をとりとめている)。喧嘩も強く多くの人間を敵に回したりもしている一方で、すぐ友情をわかちあえる人物であり、西日本のバンドとの交流を深めたりするなど、ある意味BECKのネゴシエイター役も担っている。
登場人物の中で一番人間的なキャラクターで、裏腹に心は繊細で感情をストレートに表現することが多い。ラップの才能も申し分ないが、コユキの成長を目の当たりにして、自分の居場所に悩む傾向にあった。ラップのコンテストに出場したり修行を重ね、徐々に千葉独自のヴォーカルスタイルを確立し、人種、宗教、国境を超える実力を身につけ始めている。
※King Gnuでたとえると、まさに井口ポジションがコユキなら、常田ポジションのヴォーカルが千葉にあたる。
生活費と活動費確保のため、『コンドルラーメン』というあまり評判の良くないラーメン屋でアルバイトをしていた。
普段は口にしないが、酒が入った勢いで恵まれない家庭境遇について本音を吐いたことがある(兄がいるようだが養護学校《現支援学校》出で働いている、母子家庭を仄めかしている)など、彼も人生に闇を抱えている部分が多い。