「映画の価値はどれだけ人が無残に殺されるか!それだけだ!」
演:きたろう
概要
大のホラー映画マニアである映画技師、ハリマのホラー映画に対する偏愛を陰我に古い映画のフィルムをゲートに出現した陰我ホラー。
彼の働く映画館自体がイルギシンの結界となっており、上映した映画の世界に観客を引きずり込んでしまう。当然のごとく上映しているのはホラー映画ばかりで引きずり込まれたものはゾンビや殺人鬼に追い回され、イルギシンに弄ばれた末に殺されてしまう。
真の姿は髑髏やゾンビ、鍵爪、チェーンソーといったホラー映画のアイテムを組み合わせたようなグロテスクな姿。
活躍
ホラー映画を馬鹿にした映画館の若社長ササジマをゾンビ映画に引きずり込んで殺害し、映画館を訪れた自分と同じホラー映画マニアのナカタを引きずり込み、ササジマなど自身の下僕としたゾンビたちに襲わせ、弄んでいた。続いて訪れた冴島雷牙についても異空間へ引きずり込んでホラー映画の素晴らしさを演説するが、異空間を突破して演説を罵倒した彼を冒涜者と憤慨し、正体を現して襲いかかったところをザルバに炎が弱点であることを見破られ、烈火炎装の斬撃で「私の映画があああああ!!」という断末魔と共に討伐された。
なお、ナカタは異空間を楽しむ態度がハリマの共感を得て延々と弄ばれるだけで済み、イルギシンの討伐に伴って異空間から生還したが、最後には雷牙に諭されて逃げ帰った。
余談
作中に登場するゾンビは裏方スタッフの他、雨宮慶太監督も参加している。