ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

曖昧さ回避

  1. 英語で「悲鳴」【scream】を意味する単語。
  2. スパイダーマン』に登場するヴィランの一人⇒スクリーム(MARVEL)
  3. アメリカのホラー映画作品。

以下、映画の方の説明となる。

概要

1996年に公開されたウェス・クレイヴン監督のホラー映画

劇中劇の内容が本物の悪夢と化すという、スプラッターホラーのヒット作。

2024年現在『6』まで登場している。配給はディメンション・フィルムズ

70年代から80年代にヒットしたホラー映画を引き合いに出し、一種のメタフィクション的手法でホラー映画の新たな切り口を開いた作品である。

  • ホラー映画でセックスをしたら死ぬ
  • 死んだと思った殺人鬼に近づいたら突然襲い掛かってくる
  • 「すぐ戻る」と言うと確実に死ぬ

など、ホラー映画のお約束を劇中で登場人物が説明したかと思えば、本当にその通りになってしまうと言う絶妙な物語設定が、本作シリーズの大きな特徴である。

劇中に登場する不気味な仮面殺人鬼は、劇中劇にて登場するキャラクターであり、毎回その殺人鬼の格好や手口を模倣して凄惨な連続殺人が展開される。

その手口はまさに神出鬼没で、劇中の人物たちが一発死亡フラグを成立させるとあっという間に犠牲者の山が築かれていき、いつどこで襲ってくるかの見えない恐怖を味わわされる。

また、毎回劇中の主要人物らの中に犯人が紛れている事が多く、誰が真犯人なのかを探っていく推理ドラマとしての側面もある。

一方で、ホラー映画の記事にもある、ステレオタイプのホラー要素を「笑い」に昇華した作品であり、「ホラーコメディ映画」としても観る事ができる。

あらすじ

カリフォルニア州のある田舎町。

女子高生ケイシーは、謎の人物から電話を受ける。

電話の主はクイズをだし、答えられなかったら殺すと脅し、冗談じゃなかったら外を見ろと念を押した。

外では彼女の恋人が縛られ、惨殺された。恐怖を感じたケイシーは逃げ出すが、電話の主に殺された。

実はこの田舎町では過去にある女性が惨殺されていた。

その遺族のもとに電話がかかったとき、殺人鬼は姿を現した。

遺族の恋人が姿を現すとそいつは退散していったが、それはまだ始まりにしか過ぎなかった。

シリーズ作品

  • スクリーム2

スクリームの2年後を描いた作品で前作での事件が「スタブ(刺殺)」というタイトルで小説化を経たのち映画化された(主演はビバリーヒルズ青春白書のドナ役で知られるトリ・スペリングでケイシー役はヘザー・グラハム)という設定となっており、その試写会で刺殺事件が起きて前作のヒロインシドニー達の周囲でも事件が起きていくというストーリーとなっている。メタ的なテーマは続編

  • スクリーム3

前作の生存者が襲撃され、映画「スタブ3」の撮影現場でも出演者達が次々と殺されていき、事件の真相を探っていくうちに最初の事件で大きな役割を果たしたシドニーの母親の過去が明らかになっていく。メタ的なテーマは三部作。元女優というキャラ役でスターウォーズのレイア姫を演じたキャリー・フィッシャーがゲスト出演しているが、「レイア姫のオーディションには行ったけど役を手に入れたのはルーカスと寝た女」というブラックなセリフを披露している。

  • スクリーム4:ネクストジェネレーション

3から10年以上経ったウッズボローを舞台にシドニーの従姉妹など新たなキャラも交えて殺人が起きるというストーリーで、本来は新三部作の第一作となる作品のはずだった。劇中作の「スタブ」は7までシリーズが続いているようで、シリーズお約束の冒頭の殺害シーンは「スタブ6」の冒頭で女子大生が殺されるシーンを「スタブ7」の作中で鑑賞していたキャラが殺されるシーンを鑑賞していた女子大生が殺されるというメタが極まったものとなっている。メタ的なテーマは新世代。「スタブ6」のシーンではSAW4を酷評するシーンがある。

  • スクリーム(2022)

ティーンエイジャーのタラの元に「ゲームをしよう」と謎の人物から電話があり、タラはゴーストフェイスに襲われてしまう。かろうじて一命を取り留めたタラを姉のサムが見舞いに訪れる。そこでサムもゴーストフェイスが襲ってきた。サムにはウッズボローの事件に関わる出生の秘密があった。サムとタラは助力を求める為にかつての事件の生存者を訪ねるが…

メタ的なテーマはレガシークェル(レガシーとシークェルを合わせた造語)。今までシリーズの監督を務めたウェス・クレイヴンが亡くなってから初の作品で、エンドロールには「ウェスに捧ぐ」のメッセージが挿入されている。

メタネタも健在でリブート作品は「必ず一作目に回帰する」「旧作のレガシーキャラが新作のキャラを支える展開がウケる」「新しい事をやりすぎると炎上してしまう」などの台詞があり、「スタブ8はナイブス・アウトを監督したやつが撮ったせいで変な芸術要素を入れて台無しにしてシリーズを破壊した!」と映画オタクが熱く語るというシーンもあった。

  • スクリーム6

夜のニューヨークで女性がゴーストフェイスに襲われて殺される事件が発生する。だが犯人の大学生ジェイソンは別のゴーストフェイスに殺されてしまう。前作のウッズボローの事件を生き残ったサムは仲間達とニューヨークに移住して新しい生活を送っていたが陰謀論により前作の犯人というデマを流されるなど事件の後遺症に苦しんでいた。そんなサムの周囲にまたゴーストフェイスが現れ…

本作では旧シリーズのヒロインだったシドニー役のネーブ・キャンベルが不参加となっている。メタ的なテーマはフランチャイズ。今回の犯人は押収された歴代ゴーストフェイスのマスクやナイフなどを収集しているという設定で、各作品の犯人を完全にネタバレしている。メタネタは「犯人はリブートシリーズの続編をやるつもりでスタブ2(スクリーム2)の展開をなぞっている」や映画シリーズのレジェンドキャラが死ぬ事に対して消耗品でフランチャイズのため使い捨てにされていると指摘するというものなど。

余談

このホラー映画に登場する殺人鬼の仮面はハロウィンのグッズとして店頭によく並ぶもので、ハロウィンでなくても時折デモ行進などで用いられる事がある。

本作シリーズの監督ウェス・クレイヴンは、映画『エルム街の悪夢』の監督であり、生みの親でもある。

本シリーズ一作目では、学校の用務員役で一瞬だけ出演しているが、その役名はフレッドであり、服装も『エルム街の悪夢』のフレディと同じである。

関連動画

予告編シリーズ

テーマソング

コメント

コメントが未記入です

pixivに投稿されたイラスト

すべて見る

pixivに投稿された小説

すべて見る
  • love and hate

    サイトに載っけてあるスクリームのゴスシド小説です。少しでもゴスシドが増えますように!!
  • 全ては愛故なのです

    ゴスシド小説二作目。 監禁ネタです。相変わらずキャラ崩壊が激しいので気をつけて下さい。
  • 短編集 【腐注意】

    主にゴスフェとハリー先輩が会話してるだけの話。腐ってるのもあればどうでもいい会話まで。先輩が優しすぎるしゴスフェの口調が安定してないです。途中の会話にでてくるFとBはフレディさんとババちゃんです。最後の話は生々しいのでちょっと注意。
  • フレディ&ゴーストフェイスVSふなっしー~クロユリ鑑賞会の裏側

    ふなっしーの『クロユリ団地』孤独鑑賞会の裏で、フレ氏とゴスフェ君がふなっしーをやっつけようとあれやこれやするお話です。 ちょっとだけキャリーちゃんも出てきますが、おまけなのでタグには入れてません。最近、フレ氏とキャリーちゃんのお話が色々浮かぶんですが、なかなかうまくまとめられずにいます(^-^;) ふなっしーの動画見て現実逃避してたら、またもやこーんなテキトーなものが書きあがってしまいました。またもキャラ崩壊しております。 もっと時間欲しいなあ…。クリスマス前の連休も年末も仕事になってしまいました……。皆様、体に気をつけてお過ごし下さいませ。 >>>2013.12.23追記。動画リンクを本文1P目に貼っておきます。未見の方は是非ご覧あれ。ふなっしーの凄さが分かります。 >>>2014.01.14追記。閲覧・評価・ブクマ等ありがとうございます。こんなものにまで……感謝します。
  • 片愛

    ハリー先輩一切喋りません。ハリゴスというよりハリ←ゴス。
  • 概念ゴスフェとハリー先輩によるハリゴスSSまとめ

    フォロワーさんにプレゼントした、スクリーム映画の概念ゴーストフェイスと、血のバレンタインの概念ハリー・ウォーデンのハリゴスのSSまとめです。ツイッターにて公開していたものをフォロワーさんの了承を得てまとめました。 登場人物そのものというより映画の擬人化みたいな概念存在なので、その辺りご注意くだされば幸いです。
  • スクリームの妄想……

    色々とキャラ崩壊。設定とか全部無視。 あとゴキが出る 許して
  • キャリー・ホワイトと優しい殺人鬼

    in the Strange Lake

    フレディ×キャリーの捏造設定1話完結シリーズ。 13日の金曜日のお話。ジェイソン出勤日ということで投下します。 ジェイソンはいい子だから、キャリーちゃんとも仲良くなれそう(*^∀^*) 本当は、ジェイソンのお話を書いてる人はいっぱいいるから、私ごときが今更やらなくても、と、思うのであんまり書いてなかったのですが、昔から好きな洋画ホラー殺人鬼のひとりでもあるし、やっぱり何らかの形でこのシリーズに出したいとは思っていたので、お目汚しですがこの機会に書きました。 しかし、13金リブート、公開が延び延びになってますねぇ。来年こそは大丈夫と思っていいのかしら(^-^;) そしてついにゴスフェも本編に登場(*^∀^*) でも何だか出た瞬間にギャグになっちまった感じwwwこのシリーズ、基本的にシリアスのつもりなんですけど…σ(^_^;) 私にしてはハイペース投稿ですが、その分時間に追われておりますので、よりいっそう稚拙なものになっております(TωT)生暖かい目で見守っていただければ幸いです。 毎回のように、キャラ違い・キャラ崩壊・捏造多数ですので、1P目にワンクッション入れました。苦手そうならお戻り下さい。 素敵な表紙はこちらからお借りしました。→http://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=13365257
    13,369文字pixiv小説作品
  • 夜明け前

    ミミック隊が灯台決戦に参加してたら熱かったな~、という妄想です。 コウモリ姉弟いいキャラで大好きです。SPミッションだけは勿体ないくらい。
    12,755文字pixiv小説作品
  • 【ただのネタ】Horror Hero'sのオフ会

    友達のメールに送った、ただのネタ的なやつです。 かっこいいジェイソンなんていない。 かっこいいフレディなんていない。 かっこいいマイケルなんてi(ry みんながはっちゃけてます。 そういうの苦手な方はバックお願いします。 もう一回言います。 かっこいいジェイソンなんていない。 かっこいいフレディなんていない。 かっこいいマイk(ry

このタグがついたpixivの作品閲覧データ

スクリーム
16
編集履歴
スクリーム
16
編集履歴