概要
[[SDGs]な社会を実現するため、社内及び社外において社員のヘイト、差別思考が確認できた場合、即解雇する部署である。欧米などの一部の大企業ではSDGsの一環として導入されている。
ある日のSDGs課の仕事
採用後、社内及び社外においてヘイト、差別思考が確認できた場合、即解雇する会社SDGs課の朝は社員のSNSの過去ログ漁りから始まる──
「大変ですけどSDGsだからやり甲斐がありますね。あっ!見つけました。こいつ『やりますねぇ!』と呟いてます。これは淫夢語録なのでLGBT差別です。解雇ですね」
またある日のSDGs課の仕事
「B!L!M!B!L!M!」
採用後、社内及び社外においてヘイト、差別思考が確認できた場合、即解雇する会社では今日もSDGs課の社員の掛け声に合わせて白人の銅像をハンマーで叩く音が響く。
「ん!?お前、いま躊躇ったな!」
「いえ!そんな…」
「黙れ!この差別主義者が!貴様はクビだ!この豚!」
さらにある日のSDGs課の仕事
採用後、社内及び社外においてヘイト、差別思考が確認できた場合、即解雇する会社SDGs課は新卒採用シーズン、人事部が採用した新人のTwitterのフォロー欄をチェックする。
「いました。白饅頭をフォローしている人間が。内定取消ですね。アカウント通報もしておきましょう」
またさらにある日のSDGs課の仕事
採用後、社内及び社外においてヘイト、差別思考が確認できた場合、即解雇する会社SDGs課には有能な調査員が複数人所属していて社員の思想を常に探っている。
「この間はある社員が都内の某書店に入っていくところを確認できたので解雇しました。このチェーン、ヘイト本を面陳することで有名なんです」