警察(拷問ソムリエ伊集院茂夫)
ごうもんそむりえしりーずのけいさつ
概要
主に拷問ソムリエの伊集院茂夫の依頼人たちが関わった事件捜査に当たった警察官達。登場する警察官の大半は基本的に職務を全うに熟している一方で腐敗や汚職、致命的な大失態が描かれることも多々あり、中には依頼人の人生を狂わせた外道の親が悪徳警官で、自らの保身の為に悪事をもみ消すと言った例もあった。 それらによって警察や司法に対して不信感と嫌悪を抱いた依頼人が伊集院の下を訪れるケースが多く、伊集院も日本の警察を優秀であると評しつつも、権力者の圧力に弱く、身内の不祥事に甘い隠蔽体質の傾向にあるとも考えている。 現時点では伊集院が非合法に行っている数々の拷問に対して警察の捜査の手が及ぶ気配はないが、それが伊集院とその協力者による徹底した隠蔽工作のみによって成り立っているのか、或いは警察組織が伊集院の行いを黙認しているのかは定かではない。 本人曰く「無法の私刑」で警察が捌けなかった事件を裁いて居るが伊集院は基本的に警察に対して好意的である。罪人を裁く過程で共犯者の証拠を伍代と共に警察に(時に世論なこともあるが)提示している。 伊集院茂夫による虫の餌の動画では、娘とその婚約者を殺害された依頼人の訴えに対して、応対した警官、事件の捜査を担当した刑事共々珍しく真摯な態度で職務に取り組んでいたものの、事件から2年が経過しても捜査に碌な進展が見られず、痺れを切らした依頼人は裏社会に足を踏み入れた末に伊集院を頼る結果となった。このように当然のことながら現場の警官や刑事の一部が被害者や職務に対して真髄に向かい合ったとしても、警察組織全体、特に組織の上層部が腐敗や職務怠慢が蔓延る体質の改善に取り組まない限り、ヒューマンバグ大学作中舞台の警察組織が治安維持機関として真っ当に機能するには、遥か程遠いのが現状であると思われる。
今まで登場した警察官
2021年3月5日付の動画
1歳と3歳の子供を殺害され、3人の遺体へと向かおうとしたが差し止める。警察署で捜査を依頼するも犯人が政治家の息子であったためあっさりと棄却された。
「いやいや…証拠がないですから」
3月14日付の動画
被害者であるみゆがストーカーに悩まされたことを友人が告白し、捜査を協力。しかし犯人が霧のような奴であり、みゆの父が痺れを切らすほど難航していた。
「クソ!まるで霧のような奴だ…徹底的に研究してやがる!」
「そう言われましても…限界がありますから」
4月19日付の動画
美佐を初め多くの幼女を殺害した罪人の家にガサ入れを行うも証拠不十分となりこの事件は一旦保留となった。
「申し訳ない…証拠が出ないことにはどうしようもなく…」
5月5日付の動画
序盤の場面で悪人が何の抵抗もなく逮捕された。この回の出番はそれのみである。
「抵抗するんじゃねえ!罪が重くなるぞ!!」
5月12日付の動画
尚子と直人を数時間暴力を振るわれたゴロツキを見つけ出し反撃に出ようとしたが敗北した直人が警察へと駆け込むもこの時の場面は直人が悪いようにしか思われず、捜査に乗り出すこともなかった。
5月22日付の動画
痴漢冤罪に引っかかったサラリーマンを署に連行し、警察官2人が圧を仕掛け自供させるよう強要した。
「それは彼女を守るためでしょう…」
「まずは痴漢の話からですよ?触ったんでしょ?」
その死後、そのサラリーマンの母親に書類送検を依頼され、被害届がないことから乗り出すこともなかった。
なお、サラリーマンの母が仕掛けていたボイスレコーダーを警察へと提示したが、その後の動向は不明である。
「彼は痴漢したと認めてましたので……」
5月30日の動画
依頼者の姉を殺された一行の証拠を提示するも、証拠不十分として取り合うことはなかった。
「この一文って…ただの仕事の話かもしれませんよね?」
警察の身内
クズ夫
警察官である父を持つクズ。妊娠した妻を怒り心頭で階段の下から蹴落とし、更には衣服を剥ぎ写真を何度も撮影し更には立場を利用し口封じしていた。
その後は依頼者からの依頼で伊集院茂夫に捕らえられ死亡した。
ご厄介になった人たち
増田
仕事のストレスで依頼者の娘や孫を事故で殺害し、身代わりとして最寄りの警察へと自首された。
平凡なサラリーマン
痴漢冤罪トラップに合い、警察からの圧力で嘘を自白。警察からの解放後川へと身投げし死亡した。
捜査を申し出た人たち
妻子持ちの主人
みゆの父
直人