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ところで《真偽判定》を持っている人がいたら確認するけど、機能した?

説明終了。それではみなさんさようなら。ぼくはぐっすり眠ります。ぐーぐーすやすやグッドナイト

プロフィール

通り名睡眠欲(スリープ)
本名不明
年齢不明
メインジョブ【怠惰魔王】(系統なし超級職)
エンブリオ【遊迷夢実 ドリームランド】
初登場Episode ⅥーⅦ、書籍19巻

概要

レジェンダリアに居を構える犯罪者マスターにして超級

罪人同盟<デザイア>の一人であり、レジェンダリアの羊毛部族を配下に置く、最も温和な【魔王】

デンドロ内において着ぐるみを愛用する数少ないマスターの一人で、バクの着ぐるみを着て寝ながら戦い、デンドロ内で自堕落に睡眠欲を満たす事を優先する。

しかしゼクス・ヴュルフェルが監獄から脱獄する際の騒音、更に突如現れたのがゼクスを含めた超級のマスター3人という状況であり、彼が求める平穏をぶち壊した為偶然近くにいたレイも巻き込んでまとめて殺しにかかる。

人物

デンドロの3倍時間を利用して安心して眠りたい。

それこそが彼がデンドロを続ける最大の理由。

名前や着ぐるみに反映される程睡眠に対する欲求は凄まじく、眠りの邪魔にならなければ他者を害することもなく、普段は【魔王】のスキルで生み出した配下を使って縄張りの自警活動を行う等配下の部族からは救世主の様に思われている温厚な人物。

しかし自分の眠りを妨げる外敵には一切容赦せず、敵と認識すれば無関係な者でもまとめて処理する。

罪状はレジェンダリア内においてインフラを含む都市機能を麻痺させてしまったから。

しかしエンブリオによる事故であり、本人も故意に行った訳ではなく反省している。また基本無害なので実質放置状態。監獄に入っても刑期は短い。

リアル

本名は不明。

幼少期に事故に遭い脳の機能障害によって、薬で夢を見ない程深く強い眠りを強制しなければ眠れない人生を送っていた。

そんな時デンドロに出会い自然な形での睡眠という願いが叶う。マスターの中にはこのような深刻な理由で始める人間は割りと多いらしい。

リアルの姿は目が深刻に充血、大きな隈に頬も痩せこけているというもの。なのでアバターの外見は「健康な自分の姿」をしているが、あまりにリアルと違い過ぎると自分と思えなくなる、という理由で隈は残している。

ちなみにルークに次ぐほどの美少年。

戦闘能力

【怠惰魔王】の制約で本人は戦闘行動がとれないため、

戦闘はスキルで作成したモンスター【スラル】に一任している。

スラルにエンブリオのオーラを乗せ、触れた相手をエンブリオにより造られた夢の世界に誘う。

夢の世界ではスキルや装備に制限がかかり、対策の無い相手はほぼ丸腰になる。

そこに夢の世界のスラルをけしかけ、弱体化した相手を叩き潰す。

さらに必殺スキルによりスラルは現実で無敵になることができ、夢世界で倒されない限り現実で眠っている相手や夢世界に引き込めない相手を一方的に攻撃することができる。

夢と現実の二重攻撃という特性上夢と現実双方に協力者がいなければ倒すことができず、ソロで攻略することはほぼ不可能。

仮に攻略してZZZの元に辿り着いても、エンブリオと【魔王】の最終奥義による世界屈指の極悪コンボを持つ。

制圧力と詰み性能はマスターでも最上位で、指名手配されてなおゲーム開始から一度も敗北したことがない

メインジョブ【怠惰魔王】(系統無し超級職)
サブジョブ【巨像職人】(戦像職人系統上級職)、【戦像職人】(戦像職人系統下級職)

【怠惰魔王(ロード・アケディア)】

ZZZのメインジョブ。

HPとSPは数百万とよく伸びるものの、それ以外のステータスは【魔王】シリーズ最弱。さらに戦闘行動ができないという制約を課せられている。

代わりに固有スキルである《奉仕種族(スラル)》によって無生物をモンスター化して使役し、戦闘や作業などを代行させることができる。

エンブリオ名【遊迷夢実 ドリームランド】
TYPEワールド・ラビリンス
能力特性強制睡眠・夢空間
到達形態

ZZZのエンブリオ。

彼の惰眠を貪りたい願いを叶えるエンブリオ…ではなく、彼の眠りそのものを守るエンブリオ。

眠りたいという願いはデンドロ内でアバターを得た事で既に叶っており、その結果願いが変質し「自分の眠りを妨げずに眠らせ続ける』エンブリオとなった。

タイプはワールド・ラビリンスで、実体の無いキャッスルという

テリトリーとキャッスルのいいとこどり。

スキルで眠らせた相手の夢を繋げて、夢を見るモノだけが存在できる夢空間を作る。

夢空間では感覚系のスキルは発動せず、<エンブリオ>以外の意思を持たない装備品は持ち込めない。

そのため自身の素の感覚に頼ることになり、装備も見た目だけで実際は全裸となっている。

また、夢空間で死ぬと実際に死亡する。

強力な能力だが、使用者であるZZZも眠っていないとスキルを使えないという制約がある。

装備・アイテム

スラル

【怠惰魔王】のスキルでモンスター化させた存在。

配下と言うよりも己の手足と言える存在で、譲渡不可能な代わりにパーティ枠やキャパシティも圧迫しない。性能は素材と使用するSPに依存する。

粘土の塊を適当にくっつけた様な不細工な物から上質な素材から生み出した形の整った強力な個体、更に<UBM>の特典素材を基に生み出した【スラル】三体を保有。

また低位から中位の個体なら専門の高位個体が作成できる為、資源とSPの続く限り寝ている間に戦力が増え続ける事になる。

スキル

エンブリオ

  • 《ウェルカム・トゥ・ドリーム》:アクティブスキル

固有スキル。

配下に触れると【強制睡眠】の状態異常を与える玉虫色のオーラを付与し、【強制睡眠】になった相手を夢の世界に招き入れる。

このスキルで付与された【強制睡眠】は【快癒万能霊薬】でも癒せない。

夢の世界であるため、機械のような睡眠しない存在や意思を持たない存在は呼び込めない。

  • 《スリープウォーキング(夢遊病)》:アクティブスキル

固有スキル。

夢の中での自分と所有物の配置を変更し瞬間移動する。

一度移動させた対象に再度使用するには30分のクールタイムが発生する。

  • 《夢の終わり》:アクティブスキル

固有スキルにして最終スキル。

ドリームランドの自壊と引き換えに、ドリームランド内に囚われた者、及び現実のZZZの周囲にいる者の【睡眠】と【強制睡眠】を解除し、対象となった生物のMPとSPを『ZZZのSPの数値分』だけ減少させる。

ZZZの最大SPは数百万とかなり高いため、大抵の相手はまともにスキルを使えなくなる。

ただし自壊から再生するまでの数日間、ドリームランドが使用不可となる。

ZZZが指名手配された原因で、初使用時に誤って都市を巻き込み都市インフラを破壊してしまった。

  • 《悪夢の王国(ドリームランド)》:アクティブスキル

必殺スキル。

自身と選択した配下の夢と現実を入れ替え、本体を夢の中に置く。

これによりZZZが眠って夢の中にいる限り、現実の自身と選択した配下は無敵となり何があろうと傷つくことはない。

強力なスキルだが、制約として

  • 自身以外を無敵化するには眠らせた相手に説明を行う
  • 発動中は無敵にする対象一つにつきSP上限が一割削れる
  • 効果時間は「1時間を無敵化の対象にしたモノの数で等分した時間」で、時間を延長するには《ウェルカム・トゥ・ドリーム》で眠らせた相手を殺傷しなければならない。眠らせた相手を1体殺傷するごとに、相手の合計レベル×10の秒数だけ基本効果時間を延長する

以上の制約がある。

説明した相手が全て夢からいなくなった時点で、自身以外の無敵化は解ける。

ジョブ

  • 《奉仕種族(スラル)》:アクティブスキル

【怠惰魔王】の固有スキル。

オブジェクトを原料にモンスター【スラル】を生成する。

【スラル】の性能は素材と使用するSPに依存し、他者への譲渡はできないが、パーティ枠や従属キャパシティを消費しない。

直接戦闘能力が高い傾向にある【魔王】シリーズにおいて、配下を従えるという意味での王らしいスキルである。

  • 《怠惰の終焉(ジ・エンド・オブ・スロウス)》:アクティブスキル

【怠惰魔王】の最終奥義。

直接戦闘が解禁され、これまでに自らが作成した【スラル】の合計ステータスを持つ怪物に変身する。

神話級どころか純粋なステータスでは物理最強の最大戦闘形態にも届きかねない魔王第二形態

デメリットとして人間でなくなり、死ぬまで元に戻らない。そして長くても一週間の寿命で、【スラル】のステータス合計が大きいほどに寿命が縮まる。

ZZZはまだ一度も使用していないので知らないが蓄積型のスキルであり、一度でも使用するとこれまで作った【スラル】のカウンターがリセットされる。

この最終奥義の恐ろしい点は、彼がこれを使う場合は余程追い詰められた状況、つまり《夢の終わり》を使用しても突破された場合であり、敵はMPとSPが削がれた状態で魔王第二形態の超ステータスと対峙するハメになる。その鬼畜ぶりは作者から『作中屈指の極悪コンボ』と明言されるほど。

更に通常のドリームランドと《怠惰の終焉》の組み合わせも可能とされている。