ジョブ(デンドロ)
じょぶ
<Infinite Dendrogram>における強化システム。
就いてレベルを上げることで、ステータスやスキルを得ることができる。
エンブリオとは異なり、マスター、ティアン問わず就くことができる。
InfiniteDendrogramには総計一万を越えるジョブがあり、直接戦闘に焦点を当てた戦闘職、アイテム作成やアイテム使用に焦点を当てた生産職に分類される。
ランクは下級職、上級職、超級職の3種類。このうち下級職は最大6つ、上級職は2つまで取ることができる。
ランク毎にレベル上限があり、一般的にはレベル上限50の下級職を6つ、レベル上限100の上級職2つによる合計500レベルが上限。
ただし超級職(スペリオル・ジョブ)にはレベル上限が存在せず、どこまでもレベル上げができる。
就くジョブによってはアンデッドや鬼など、種族が変わる場合もある。
世界各地に存在するクリスタルに触れることで就くことができるが、場所によって就けるジョブが異なり、あらゆる場所で就ける物と固有の場所でしか就くことができない物がある。土地固有のジョブは、その国の特色を反映したものが多い。
その人物が就いているジョブの内、現在使っているジョブはメインジョブ、それ以外のジョブはサブジョブと呼ばれる。
メインジョブはステータス画面に表示され、ジョブスキルを最大限に使うことができる。
レベル上げができるのはメインジョブのみのため、メインジョブのレベルがカンストすると他のジョブに切り替えることになる。
メインとサブは各地のクリスタルとセーブポイントで変更できる他、高価だが持ち運びできるジョブクリスタルというアイテムで切り替えることが可能。
下級職
1人当たり最大6つまで就くことのできる初心者ジョブ。
ステータス上昇値は少なく、取得可能なジョブスキルも汎用スキルやその系統のジョブスキルの中で基本的なものが多い。
就職条件は無いか簡単なものがほとんどだが、稀に取得可能ジョブスキルが特殊であるなどの理由で、就職条件が下級職にしては難しいレアジョブもある。
レベル上限は50。
上級職
1人当たり最大2つまで就くことができる上級者ジョブ。
ステータス上昇値は下級職より高く、スキルもジョブ系統を発展させた強力なものが多い。
その分就職条件も難しく、いきなり上級職に就くのは稀。
レベル上限は100。
超級職
全てのジョブの頂点に立つジョブ。
上級職の比ではないステータスの伸びと、反則じみた効果のスキルを持つ。
さらにレベル上限がなく、いくらでもレベルを上げることができる。
就職条件は非常に困難であり、先着1名しか就くことができない。
特別枠であり、条件さえ満たせれば複数の超級職に就くことも可能。
特殊超級職
一部のティアンしか就けない特殊な超級職。通常の超級職以上の力を有し、戦闘系の特殊超級職の場合は<超級>のマスターに比肩するほどの戦闘力を持つ。
管理AIの干渉や犯罪者マスターによる殺害などで多くの特殊超級職が欠けている状態にある。
ジョブスキルはジョブ系統が同じ限りで使用可能なものと、どのジョブでも汎用的に使えるものがある。
そのためジョブは同じ系統で纏めないと、スキルが無駄となってしまう。
また、同じジョブ系統でも汎用タイプの職と特定の武器や属性に特化した職があり、汎用タイプは浅く広くスキルを覚え、特化タイプは深く狭くスキルを覚える。
例えば同じ魔法系上級職でも【賢者】は様々な属性の魔法を低レベルで習得できるのに対し、【紅蓮術師】は火属性限定だが奥義まで習得できると言った具合。
ジョブは誰でも就ける以上差別化し難いため、戦闘職は汎用性より威力を求めて特化タイプとなりがち。
この先ネタバレ
無限職(インフィニット・ジョブ)
一言で言えば無限エンブリオのジョブ版。
デンドロ世界は管理AI達無限エンブリオが管理者となる前、この世界は『先代管理者』あるいは『神』と呼ばれる存在達が創造。それこそが超級職の更に先の領域である無限職である。
現在判明している情報は大まかに分けると以下の3点。
1『武器やモンスター等特定の分野を担当した無限職が存在』
2『彼らは同じ無限職に至る事を世界のクリア条件と設定』
3『現在は世界に失望したのかどこかに去っている』
無限エンブリオは何らかの試練を突破して至る事が判明しているが、無限職に就く為の条件等は現在も不明。
また〈終焉〉を担当した先代管理者は、この世界に外部からの侵略がある事を想定して邪神のポジションスキル等を調整していた模様。
ちなみに武器の担当は〈鍛冶屋〉(スミス)、ジョブの担当は〈斡旋者〉(ファインダー)とシンプルな名称なのが特徴。