概要
<UBM>を討伐した戦いで、最も貢献度が高い人物(討伐MVP)に贈られる譲渡・売却不可能アイテム。
そのUBMの魂と概念、リソースがアイテムとして具現化したもの。
基本的には元のUBMの保有スキルを劣化させた装備スキルと、高い装備補正を持つ『装備品』となる。
例外として生産職や身近に加工できる人間がいるときは、【完全遺骸】や【全身骨格】等の素材アイテムになる場合もある。
特徴としてアジャスト機能があり、討伐MVPの戦闘スタイルに合わせたアイテムとなる。
そのため戦闘スタイルを変えない限り腐ることがなく、持っているだけで強力な切り札となる。
さらにエンブリオ同様の自動修復機能が備わっており、コストにするなどして完全にロストしない限り、攻撃を受けて破損・消滅しても時間経過で再生する。
ただし生産職などの場合に出る素材・消費アイテムの場合は例外で、素材の時は自動修復が働くが、完成品にすると働かない。
ランクはUBMのものと同じで、上から
- 超級武具(スペリオルアームズ)
- 神話級武具(マイソロジーアームズ)
- 古代伝説級武具(エンシェントレジェンダリーアームズ)
- 伝説級武具(レジェンダリーアームズ)
- 逸話級武具(エピソードアームズ)
となっている。
ランクが高いほど強力であるが、スキルによっては下のランクでも有用なものもある。
戦闘職なら是非とも欲しいアイテムであるが、
- <UBM>は数が少なく、まず会えない
- 出会えてもUBMに勝てない
- 複数人で攻略するとMVPになりにくい
などの理由でティアンはもちろん、マスターでも持っていることは稀。
強者でも1~2つ持っていれば良い方で、マスターの頂点である超級でも一つも持っていない者もいるほど。
仕様
アジャスト機能は討伐時点での状態を参照するため、稀におかしなことになる。
例えばティアンの場合討伐時に負傷していたら、義手や義眼など欠損を補う形で発現することがある。マスターはデスペナでの全快を考慮してか、こうなることはない。
極稀に「特典武具の銘を冠するスキル」を持つことがある。
これはエンブリオの必殺スキルに相当し、その特典武具の中で最も強力なスキルになる。
単独討伐時の特典武具に多いとされるが、それでも発現率は1割程度とかなり少ない。
特典武具を獲得していたティアンが死亡すると、その特典武具は管理AI9号(マッドハッター)に回収され、神造ダンジョン深層の宝物やガチャのレア景品にされる。
しかし前述のようにそのティアンにアジャストしたアイテムであるため、新たな持ち主が使いこなせるとは限らない。
UBMがモンスターに倒された場合、特典武具は精製されずに全てリソースに変換され、討伐したモンスターに吸収される。
討伐したUBMが格上だった場合、成長限界を引き上げる効果もある。