焔と瘴気の三面鬼の概念を具現化した伝説の武具。
極めて高い硬度を持つと共に、装着者の膂力を増強する。
概要
外見は鬼の顔を模した篭手で、左が赤く、右が紫色。漫画版では両方とも赤で塗られている。
討伐したガルドランダが高い潜在能力を秘めたUBMであった為、ランクに見合わない強力なスキルと高いステータス補正を内包している。
また火炎の発射機能によって装備者を傷付けないように、副次的に高い耐熱性も備えている。
ステータス補正はSTRに+100%、防御力に+150。
スキル
- 《煉獄火炎》:アクティブスキル
左の甲から火炎を放つ。使用にはMPを消費する。
初使用時は手を開いていたため誤って自分に向けて発動してしまい、思わぬダメージを受ける事になった。
- 《地獄瘴気》:アクティブスキル
右の甲から【猛毒】【酩酊】【衰弱】の三重状態異常をもたらす瘴気を放つ。使用にはMPを消費する。
こちらも初使用時風に煽られたり、効果を受けたモンスターの体の一部を飲み込んで自分にも影響を受けたりとろくな事にならなかった(ただし、この時の経験が第二章終盤で重要な意味を持つことになる)。
単なる状態異常攻撃としてだけでなく、煙幕として使用されることも多い。
- 《瘴焔姫(ガルドランダ)》:アクティブスキル
特典武具の銘を冠するスキル。
篭手を媒介とし、白髪の童女の様な外見の伝説級UBM、【瘴焔姫 ガルドランダ】を召喚する。
使用の際は事前に召喚時間を設定し、召喚中は秒間1000MPを消費する。
成長する伝説級のUBMを召喚するという特典武具のランクに見合わない破格のスキル。
その分デメリットも重く、スキル終了後、召喚時間の3倍の時間
- 治癒・治療不可能な【猛毒】【酩酊】【衰弱】の三重状態異常を付与
- 身体が《煉獄火炎》により燃焼
- 肉体操作権を喪失し、ガルドランダが操作する(ガルドランダは人肉を好むため、これが出るとレイの肉を食い始める)
のいずれかのデメリットを負う(デメリットで発生したダメージは回復させる事である程度対応可能)。
加えて召喚中は篭手をガルドランダに持っていかれるため、レイは瘴焔手甲を使用できなくなる。
そもそも第三スキル自体『ガルドランダを含むUBM討伐のMVPを三回取る』という厳しい条件をクリアしないと解放されないため、本編で初披露したのは第五章からである。