『わたしは、あなたを、理解した。あなたも、わたしを、理解して』
CV:釘宮理恵
概要
レイ・スターリングが獲得した【大瘴鬼 ガルドランダ】討伐の特典武具、【瘴焔手甲 ガルドランダ】のスキルで召喚されるモンスター。
元々ガルドランダの胎内で成長した後、新たなUBMとして誕生するはずだったが、不完全な状態で母体と共に倒された事で特典武具に意識が宿り、スキルによる召喚モンスターとして再誕した存在。
レイにとっての奥の手の一つにして、もう一人の相棒。
能力
HPは数十万、STR・AGI・ENDはそれぞれ一万オーバーという並の前衛系超級職を上回るステータスと、魔法系超級職の奥義に匹敵する攻撃・デバフの固有スキルを備えている。
さらにその生まれから鬼と人のハーフのような存在であるため、人語を理解し会話も可能な程知能が高く、人間の行動や戦闘技術を理解して学習することができる。
そのため特典武具になって以降のレイの全ての経験を共有しており、熟練のティアンを上回る格闘技術を持ち、新たに固有スキルを生み出す事も可能。シュウの得意技である上段蹴り「木断」も修得済み。
強さのランクは母体と同じ伝説級UBMだが、この「学習」の特性により成長してさらに強くなれる高い将来性を秘めている。
スキル
- 《煉獄火炎》・《地獄瘴気》:アクティブスキル
基本的には特典武具のスキルと同じだが、性能はそれらを凌駕する。
- 《零式・煉獄火炎》:アクティブスキル
- 《零式・地獄瘴気》:アクティブスキル
- 《煉獄拳》:アクティブスキル
レイがフランクリンとの戦闘で見せた攻撃をスキルとして完成させたもの。
- 《地獄掌》:アクティブスキル
レイを通して見た月夜のテリトリー圧縮技術を参考にしており、圧縮した分効果が上がっており、《地獄瘴気》が効かない相手にも状態異常を通すことができる。
鬼神ガルドランダ
【大小喚の輪】(ビッグ・オア・スモール)という、召喚モンスターの能力を調節して召喚する効果を持つ腕輪と併用して召喚したガルドランダ。
召喚時に《極小》・《縮小》と宣言すれば、召喚モンスターを弱体化する代わりに低コストで呼べ、逆に《極大》・《拡大》と宣言すれば、コストが増加する代わりに召喚モンスターを強化可能。
ただし強化はコストが数倍・数十倍に増し、強化度合いは増大したコストの十分の一程度の比率でコストに見合わない欠点がある。
《極小》状態で召喚すればSD体型の小人となり、『キシャー』としか喋れず、意志疎通に難はあるが召喚のデメリットはほぼない。
そしてコストに見合わないとされていた《極大》状態での召喚だが、伝説級UBMを数倍化する事で神話級UBMの領域に踏み入れる『鬼神化』状態となる。
姿は髪と背丈が伸びた少女となり、両肩に母体のガルドランダを思わせる鬼面が備わっている。
MPの消費量は通常時の数十倍と、【ゴゥズメイズ】のチャージありでもおいそれと使えないMP食らいであるが、通常の《煉獄火炎》・《地獄瘴気》が《零式》級の威力となり、短い召喚時間に合わせてスキルを出し惜しみせず全力で敵を殲滅する為凄まじい戦力となる。
当然召喚後に受けるデメリットも大きくなる、文字通り奥の手。『消費が極悪の域を通り越している』と解説されている。
余談だが、鬼神化の姿は漫画版第13話のイメージ図に近いらしい。
スキル
上述のスキルは全て強化され、通常の《煉獄火炎》・《地獄瘴気》が《零式》級の威力となり、それらを圧縮した《煉獄拳》・《地獄掌》は耐性を貫通するほどに強化される。
加えて新たに下記のスキルを使用可能となる。
- 《極式・煉獄火炎》
- 《極式・地獄瘴気》