CV:尾丸ポルカ
概要
『Little Witch Nobeta』の登場人物にして本作のボスキャラクター。
青と水色のリボンで装飾された白いワンピースを着た、青髪の少女。ワンピースのサイズが大きめなのか袖部分で手が隠れてしまっており、いわゆる萌え袖のようになっている。ソックスの代わりに脚にリボンを巻いており、解釈次第でストライプのニーハイにも見える。後ろ髪に着けた大きな水色のリボンは大のお気に入りで、どんな器(後述)を使う時も着けているとのこと。
「人形」と銘打っているように人間ではなく、人形に意思を持った生魂が宿ったもの。それを示すかのように膝やつま先が球体関節になっている。本人曰く使っている人形の体は「器」であり、ゲームで見せた姿は「最後の一個」であるらしい。
本編では地下遺跡の最奥でノベタと出会う。今ある身体が最後の器で、代えの器を求めていたのかノベタの身体に興味を示し「その体、譲ってくれる?」と、巨大な人形の頭部と両腕を召喚してノベタに襲い掛かる。
ボスとして
巨大な人形の頭部、両腕を武器に戦う。
オルケン遺跡のボスである謎のゴーストアーマーに比べ、パターンが多彩。目からビーム、両腕を振り下ろしての衝撃波、ワンツーパンチ等、華奢な見た目に反してアグレッシブな攻撃を繰り出すため初見時には圧倒されるだろう。
またダメージは中心部に位置する本体のターニアにしか通らない。
的が小さく、常に動き続けるため狙うのには難儀する。
どの攻撃も危険だが、特に厄介なのが残り体力が少ない時に繰り出される連続4回のワンツーパンチ。モーション高速化によって被弾時の硬直が解ける前に次の一撃が入るため、最初の一発を回避し損ねると4発目までが確定し凄まじいダメージを受ける。
また他のボスにも言えるが長期戦になりがちで、回避や魔力吸収陣で魔力を節約していかないとあっという間に息切れする。アイテムでフォローするにしても、その分だけHP回復に回せる枠が減るため悩ましい。
ほかスタミナ切れで転倒するというペナルティも地味に厳しく、下手に動き回るとスタミナ不足でかえって不利になるため、回避回数を最小限に抑えつつ適宜移動を緩めてスタミナを回復させるといった立ち回りも必要になる。
総じて、プレイヤーにアクションの基礎を叩きこむ登竜門的な存在であると言える。ターニアを安定して撃破できれば、本作のアクションは概ねマスターできていると言えるだろう。
余談
- 下着は紺色のドロワーズで、お尻部分に穴が開いているという大胆なデザインになっている。
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結末
撃破後、巨大な人形の頭部と両腕は破壊され、本人も仰向けになって動けなくなる。
手にしたリボンを見つめて「このリボンが草原の風にたなびくところを見たかった」とそれまで抱えていた願望を語る。そして自分を見下ろしていたノベタに「このリボンを風の吹く草原へ連れて行ってくれる?」とリボンを手渡そうとした。
ノベタもターニアの意図を汲んだのかそれを受け取り、このリボンは大切にすると答えた。ターニアはノベタに「ありがとう」と礼を言うと器となっていた人形は霧散し、飛び散った生魂はノベタに吸収された。