ジャングルポケット(お笑いトリオ)
じゃんぽけ
概要
3人組のお笑いトリオ。2006年結成。東京NSC12期生。同期に渡辺直美、見取り図、さらば青春の光などがいる。
名前の由来は競走馬のジャングルポケット。命名時に活躍していた馬から名前を拝借したが、後日競馬好きのファンに「ジャングルポケットが府中巧者だから、東京で負けないという思いを込めたのでは?」と指摘されて以降インタビューではそう答えている。
芸風
基本的にはコントを行う。
太田がボケの主軸になり、斉藤がそれに乗って、おたけがツッコミを入れるスタイルだった。
しかし、斉藤があまりにもキャラが濃い演技をするので、途中から「斉藤が色んなキャラを演じる」よりも「斉藤という人物が色んな場面に遭遇する」スタイルとなり、斉藤がツッコミ、おたけがボケへと転向した。
トリオ芸人では珍しく全員がボケとツッコミの両方が出来る。
その為、コント中にボケ役がツッコミ、ツッコミ役がボケを一時的に交代する事がある。
ネタ作り担当の太田から見た2人のお笑いの姿勢は、斉藤は「台本通りに覚えて来て何となく書いたセリフもそのまま言ってくれる」らしく、おたけは「良くも悪くもコントに興味が無い」との事。
メンバー
斉藤慎二(さいとう しんじ、1982年10月26日 -)
主にボケ(営業)担当(ツッコミ(企画)担当時もあり。千葉県八千代市出身。
ジャングルポケットのエース。
トリオの顔で、ジャングルポケットと言えば大体この人。
NSCの同期である渡辺直美とのコンビ、渡辺直美と斉藤さんとして『彼氏にピンクローターを仕込まれたファミレス店員』『AV女優のインタビュー』という持ちネタがある。
トークが終わった後に「は~い!!」と強引に締め括る事が多い。
競馬好きでテレビ東京系の競馬番組で司会を務めている他、2021年には地方競馬の馬主資格を取得。トリオ名の由来でもあるジャングルポケット産駒の「ハロウィーンの2020」(母父エルコンドルパサー)を購入し、「オマタセシマシタ」と名付けた。
三半規管がめっぽう強く、ぐるぐるバッドはほぼ効果なし。
学生時代はいじめられっ子で、その辛い経験が影響してか、しばしば人間性の良さが話題になる。
妻はタレントの瀬戸サオリ。
おたけ(本名および旧芸名:武山 浩三〈たけやま こうぞう〉1982年12月2日 -)
小ボケ(総務)担当(たまにツッコミ(製造)担当)。東京都中央区出身。
一応、ジャングルポケットの二番手。
実家は月島でもんじゃ焼き屋『竹の子』(武山の子供→竹の子)を営んでいる。地元では「月島のさんま」と呼ばれるほどの人気者だった。トリオ内、唯一の喫煙者。
斉藤や太田、マネージャーから4回も「メンバーから外そう」と話題になる程のポンコツ。
現在はそのポンコツを売りにしている模様。
自身が考案した「セイヤ、セイヤ、セイヤ、セイヤ、ちゃんとセイヤ、ちゃんとセイヤ……」と歌いながらネタを披露する「セイヤ」がある。
斉藤や太田にポンコツ扱いされる事が多いが身体能力は随一。
既婚者で、唯一トリオでは一般人の女性と結婚した。
太田博久 (おおた ひろひさ、1983年12月10日 -)
小ボケ兼ツッコミ(経理)・ネタ作り担当、リーダー。愛知県豊田市出身。
トリオのリーダーだが、とにかく存在が濃い斉藤とポンコツのおたけと比べてこれと言った個性が無いので、しばしばじゃない方芸人扱いされがち。
特技は柔道(段位・二段)で高校時代、柔道男子60kg級で愛知県優勝を達成。現在も吉本の柔道イベント「よしもと柔道クリエイティ部」及び『炎の体育会TV』(TBS)での柔道対決企画に度々出演している。
ロンドンハーツでは『背中ジャンプ』をネタにされる事が多い。
妻はモデルの近藤千尋。